「ラコステ(LACOSTE)」は、サステナビリティの指針を示す「サステナブル・デベロップメント・レポート」を公表した。“DURABLE ELEGANCE-耐久性のあるエレガンス-”をビジョンに掲げ、「機会の平等性の実現」と「循環型経済の実践」にフォーカスした2025年までのロードマップを策定した。
同ブランドは若者へのキャリア支援や全従業員を対象としたメンターシッププログラム、20年に開始した障がい者の社会進出を支援するプロジェクト「エレベーティングジャーニー(Elevating Journey)」などを通して、機会の平等性を推進してきた。今回策定した目標は下記の通り。
・従業員1000人がメンターシッププログラムに参加する
・若者1万人の社会的・職業的向上を支援する
・サプライチェーンに関係する全ての人の生活環境を改善する50件のプロジェクトに共同出資する
「循環型経済の実践」では、エレン・マッカーサー財団との共通ビジョンである“製造モデルの変革”を目指す。
・全てのコットン生産者とサプライヤーが「ラコステ」の社会的・環境的卓越性の基準に準ずる
・サプライチェーン全体における天然資源の消費の最適化と汚染の低減を通じて、販売する衣料品の環境影響を15%削減する
・ポロシャツの全ラインアップの製品寿命を2倍に延長する
・繊維廃棄物と余剰在庫品を100%再利用できる方法を提示する
キャサリン・スピンドラー(Catherine Spindler)最高責任者は、「ラコステには、企業として、より持続可能な道を示す義務がある。同ロードマップの下、取り組みを強化して明確な目標を設定する」とコメントした。
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