国際的デザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市( MILANO SALONE以下、ミラノサローネ)」が今年は「スーパーサローネ(SUPER SALONE)」と名称を変え、イタリア・ミラノ郊外のローフィエラで9月5〜10日に開催される。通常、一般が入場できるのは会期終わりの週末だけだが、今年は初日から一般へも解放。6月30日には、イベントのコンテンツを発信するデジタルプラットーフォームを開設し、リアルとデジタルが融合したイベントになる。
展示形式は、製品カテゴリーごとにパーテーションで区切るモジュラー形式で、会場を構成する全ての素材と製品は解体して再利用できる。同展で展示されるインテリア各社が過去1年半の間に制作した新製品に関しては、デジタルプラットフォームで購入でき、収益の一部は慈善団体に寄付される。フィエラ会場の東ゲートには、200本の木で構成される緑のレセプションエリアが設けられ、イベント終了後には、ミラノ市内に移植される。