悟空のきもち ザ ラボは6月10日、メロンパン専門店“メロン・ドゥ・メロン”の協力を得て開発した、メロンパン製のマスク“マスクパン”(5個入り、税込1800円)を発売する。
これは、パンを愛する大学生3人が中心となり開発。「パンの匂いをずっとかいでいたい」という夢をかなえる、(おそらく)世界初の食べられるマスクだ。
単なるお遊びのようにも思えるが、実はマスクとしての性能も確か。マスクの第三者試験機関であるユニチカガーメンテック研究所で、4月に実施した製品性能試験によると、飛沫防止性能可視化試験において メロンパンは市販マスクと同等か、それ以上の結果を示した。マスクとしての大きな可能性を示し、パン好きの夢をかなえる“世界一幸せなマスク”として今回の発売に至った。
発表に先立ち、5月に東京・渋谷と秋葉原で配布イベントを実施。用意した200個の“マスクパン”が約10分で配布終了するなど大きな反響があった。思わず笑い出す人たちに、「感染対策としてメロンパンは人を幸せにする」ことに自信を深めたという。
発売に際し、同社担当者は 「こんな時代でも、いつか未来で楽しく自慢したい、という思いで発売する。みんなでメロンパンをつけて笑い合う日本で、この時代を上書きしたいと願っている。このマスクにはそんな願いも込め、マスク性能試験の第三者試験機関やメロンパンの専門店の協力を得て、市販のマスクと同等以上の性能のメロンパンに仕上げた」とコメント。
悟空のきもち ザ ラボは、65万人待ちを誇る頭のほぐし専門店「悟空のきもち」の実験会社として、2021年に本格稼働。日本を驚かす“ピュア発想企業”として、これまでにないような製品を世に送り出している。