「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
バラエティー・ドラッグ「ベースメイク」部門の新製品1位は「マキアージュ(MAQUILLAGE)」“ドラマティックパウダリー EX オークル10”と、「エテュセ(ETTUSAIS)」“フェイスエディション(スキンベース)フォーオイリースキン”が同率1位となった。「マキアージュ(MAQUILLAGE)」について、バイヤーは「ファンデ級にカバーしながら、ふんわり透明感を出せる」とコメント。「エテュセ(ETTUSAIS)」は、「塗ると密着しサラサラとした肌触り。マスク蒸れによるメイク崩れを気にする人から支持された」と評価した。3位は、「エトヴォス(ETVOS)」“ミネラルUVパウダー 2021ペールLV”と、「インテグレート(INTEGRATE)」“フラットスキンメーカー N”が同率となった。
総合の1位は、「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」“UVイデア XLプロテクショントーンアップ ローズ”が輝いた。「WWDビューティ ベストコスメ2020」では新製品として2位を獲得していたが、今期は総合で1位となり人気は不動に。「自然な仕上がりと立体感が出て優秀。テクニックフリーで使いやすい」と、バイヤーも太鼓判。2位は同じく「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップ”がランクイン。3位は「アンドビー(&BE)」“ファンシーラー”となった。(価格は全て税込)
新製品
1位 “ドラマティックパウダリー EX オークル10”
「マキアージュ」
ムース生まれのパウダリー。気になる肌悩みをふんわりカバーしながら、透明感のある仕上がりに。くすみのなさ、粉っぽさのなさ、毛穴の目立たなさ、テカりのなさなど、「化粧もち」の良さにこだわった処方が特徴だ。2021年2月に、やや明るめの“オークル10”が加わり人気を集めた。<SPF25 ・ PA+++>(全8色、9.3g、レフィル各3300円、コンパクトケース 1100円)
1位 “フェイスエディション(スキンベース)フォーオイリースキン”
「エテュセ」
軽いつけ心地の皮脂くずれ防止下地。肌に広げると瞬時になじみ、エアリーでサラサラの使用感が支持を得た。テカリ吸収パウダー、マットチェンジパウダーを配合しているため、皮脂によるテカリ、ファンデーションのよれなどを防ぎ、化粧くずれしにくい肌に。カラーは、肌に自然になじみながら毛穴やくすみをカバーするトーンアップピンク。<SPF35・PA++>(46g、1980円)
3位 “ミネラルUVパウダー 2021ペールLV”
「エトヴォス」
ナチュラルに仕上がる、フィニッシングUVパウダー。くすみをカバーし透明感のある肌に導く新色“ペールラベンダー”が登場。紫外線やブルーライトなど、肌の乾燥の原因となる光ダメージに着目し、アフターサンケア成分として整肌成分のハマナ葉エキスとマタタビ果実エキスをプラス。保湿成分であるアミノ酸とヒアルロン酸、リピジュアでコーティングした高精製マイカを配合し、ピタッとフィットし肌の潤いをキープできる処方に。石けんオフできる。<SPF50・PA++++>(5g、3080円)
3位 “フラットスキンメーカー N”
「インテグレート」
総合
1位 “UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”
「ラ ロッシュ ポゼ」
敏感肌にも使えるUV下地。1本で、トーンアップ、日焼け止め、化粧下地に使えてマルチユース。肌表面に保護膜を作り、花粉、PM2.5等を含む大気中微粒子などの外的要因から肌を守る。光を乱反射する「トーンアップテクノロジー」を採用していて、くすみや色ムラなどをカバー。2020年に発売になったトーンアップ ローズは肌をワントーン明るく見せ、透明感と血色感を演出することから多くのファンを獲得した。<SPF50+・PA++++>(30mL、3740円)
2位 “UVイデア XL プロテクショントーンアップ”
「ラ ロッシュ ポゼ」
2018年に発売以来、ベストコスメを75冠受賞しているベストセラー。トーンアップ、日焼け止め、化粧下地を兼ね備えた、敏感肌にも使えるUV下地。角層のバリア機能をサポートするターマルウォーターを配合しているのも特徴だ。プロテクショントーンアップは、無色タイプで、透明感と艶がアップ。明るい艶肌へと導く。<SPF50+・PA++++>(30mL、3740円)
3位 “ファンシーラー”
「アンドビー」
人気ヘアメイクアップアーティスト河北裕介がプロデュースする「アンドビー」のファンデーションとコンシーラーを兼ねた“ファンシーラー”が3位に。コンシーラーのカバー力を持ち、ファンデーションのように軽く伸ばせて毛穴、色ムラをカバーする。明るめの肌に向けた新色“ライトベージュ&オレンジ”が加わり、人気を集めた。<SPF20・PA++>(全2種、各4g、各3850円)
TEXT :MISA KOTAKE