企画・広告制作会社のアドライブ(ADLIVE)と、飲食事業などを手掛けるそらは、メニューの9割以上がグルテンフリーのダイニングスペース「ビオターブル(biotable.)」を東京・田町にオープンした。無農薬野菜や減農薬野菜を使用し、一部ビーガンにも対応する。
ランチはパスタかリゾットの単品(税込1600円)とコース(随時スタート・価格未定)の2種類で、ディナーはアラカルトで提供する。松木順水アドライブ代表が現地を直接訪れ、契約を結んだ農家から食材を仕入れることで価格を抑えているという。食材の栄養素を生かした調理法にもこだわり、健康につながる料理を豊富にそろえる。フランス・リヨンでミシュラン・ビブグルマンを獲得したフレンチレストラン「サク(Saku)」の宮本聖作シェフが監修したメニューも一部用意する。
フードロス削減にも積極的に取り組み、過食部分以外はスープやソースの素として加工している。客は容器を持参すれば、食べ残ったメニューを持ち帰ることもできる。他にも、地域やコミュニティーと連携しながら、「不ぞろい野菜のマーケット」の開催や子供たちへの「食育ツアー」も予定している。
松木代表は、「家族で振る舞われるご飯のように、毎日食べたくなるメニューをそろえた。作り手の顔が見えて安心でき、そしてビーガンやグルテンフリーなど、それぞれの食の価値観や宗教観を尊重しながら、皆がひとつのテーブルを囲むことができる空間を目指したい」とコメントする。
■biotable.
営業時間:11:00〜15:00(LO 14:30)/ 17:00〜24:00(LO 23:00)
住所:東京都港区芝浦3丁目19−17 アンビエンテ芝浦 2F
定休日:日曜