「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
バラエティー・ドラッグストア「メンズコスメ」部門の新製品1位は「ヴィートメン(VEET MEN)」“ヴィートメン 除毛クリーム敏感肌用”が獲得した。バイヤーは「若年層の身だしなみブームとコロナ禍で伸長した。新製品も好調だ」とコメント。2位は「ウーノ(UNO)」“スキンバリアローション”と、「エピラットオム(EPILAT HOMME)」“薬用除毛クリーム”が同率でランクインした。
総合1位は「デオナチュレ(DEONATULLE)」“男ソフトソーンW”に決定。バイヤーも「ニオイケアの意識は高まっており、外出自粛期間も好調を維持している」と語る。2位は「バルクオム(BULK HOMME)」“ザ フェイスウォッシュ”、3位は「ウーノ(UNO)」“バイタルクリームパーフェクション”となった。(価格は全て税込)
新製品
1位 “ヴィートメン 除毛クリーム敏感肌用”
「ヴィートメン」
敏感肌でも使用できる除毛クリーム。クリームで溶かすため、除毛後の毛の断面は丸くなるのが特徴だ。また、刃のない付属の専用ヘラで取り除くので、切り傷をつくらない。天然由来保湿成分を配合。自宅でムダ毛ケアができると、10代、20代、30代の男性を中心に支持を得た。【医薬部外品】(210g、1164円※編集部調べ)
2位 “スキンバリアローション”
「ウーノ」
緑茶エキスなどから成る、テトラバリア成分配合の化粧水。水分の蒸発を防ぎ、乾燥ダメージを受けやすい男性の肌をケアし、潤いのある肌に導く。有効成分m-トラネキサム酸がメラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ。テクスチャーはマイルドで、テカリ、カサつきが気になる人はもちろん、新しくスキンケアを始める男性からも人気だった。【医薬部外品】(100mL、1540円※編集部調べ)
2位“薬用除毛クリーム”
「エピラットオム」
1983年に誕生した、女性の肌のための除毛ブランド「エピラット」から登場したメンズアイテム。使い方はクリームを塗って3~6分待ち、洗い流す。カモミールエキス、海藻エキス、ヒアルロン酸など保護成分を配合していて、肌をいたわりながらムダ毛が取れる。除毛後は、15歳から24歳の若年層が好む「つるつる」の肌になり、生え始めの毛がチクチクしないと人気。フレッシュシトラスの香り。【医薬部外品】(150g、1100円※編集部調べ)
総合
1位 “男ソフトストーンW”
「デオナチュレ」
スティックタイプのワキ用制汗デオドラント。有効成分の焼ミョウバンを独自技術で微細化することで、肌にムラなく密着、防臭効果も。皮脂を吸収する酸化亜鉛、抗酸化成分・ワレモコウエエキスを配合する。アルコール、香料、着色料は無配合。「朝塗って、夜まで汗も匂いもしっかり防ぐ」と好評だ。【医薬部外品】(20g、990円※編集部調べ)
2位 “ザ フェイスウォッシュ”
「バルクオム」
キメ細かく、クリームのような濃密泡が立つ洗顔料。「生石けん」に、余分な皮脂や汚れを吸着する「クレイミネラルズ」と「ベントナイト」を配合。濃密な泡を肌にたっぷりと乗せ、泡を転がすように顔全体を洗顔する。洗顔時の摩擦を軽減し、すっきりとした洗い上がりで支持を得た。他にリンゴ果実培養細胞エキス、温泉水、肌のバリア機能をサポートする「加水分解シルク」などを配合。(100g、2200円)
3位 “バイタルクリームパーフェクション”
「ウーノ」
洗顔後のケアに使うオールインワンジェル。肌荒れ対策、カサつき対策、テカリ、乾燥による小ジワ、などの肌悩みにアプローチ。有効成分m-トラネキサム酸を配合していて、メラニンの生成を抑えシミ、そばかす対策にも。ベタつかず、肌にすっとなじむので男性でも使いやすい。シトラスグリーンの香り。【医薬部外品】(90g、1628円※編集部調べ)
TEXT :MISA KOTAKE