主婦の友社は、インスタグラムフォロワー数58万人を誇る宅トレマスター、ちぃ氏によるダイエットノウハウをまとめた書籍「一生、Beforeのままでいいの?」(税込1375円)を発売した。ここでいう“Before”とは、ダイエットする前の体型のことを指す。
ちぃ氏は現在42歳で、小学生の子ども2人を持つワーキングママ。医師から告げられた「突然死の可能性30%」に、2017年1月1日からダイエット・体質改善に挑んだ。その記録をありのままの姿でインスタグラムにつづると、みるみる変わっていく姿が話題となり、“宅トレの神”としてダイエットに挑む多くの女性たちの注目を集めるようになった。
昨年ちぃ氏は、自宅キッチンのリフォームをきっかけに “あえてリバウンドして、またやせる”という壮大な“デブ化スリム化大実験”に挑戦。「あえてデブ化することで、体形変化だけにとどまらない、ダイエットに隠されたたくさんの真実が見えてきた」という。
同書は、意識して太ったからこそ導き出した“一生Beforeでいない”ためのマインドの持ち方、食事の考え方、運動のすすめを通じて、絶対Afterにたどり着くセオリーを紹介している。
一度はダイエットに成功した同氏でも「再度デブ化してしまうと、食生活の改善を始めても体重は増え続け、習慣だった運動も面倒臭くなる」などの現象が止まらないはめに。しかし、そんな誰にでも立ちはだかるダイエットの壁を乗り越え、見事に再スリム化。「デブ飯を食べれば食べるほどお腹がすく」など、“デブ化とスリム化”の両方を経験して分かった真実を伝えるちぃ語録は、“Before女子”の心に刺さる。
ちぃ氏は高校、大学の海外留学をきっかけに暴飲暴食が止まらなくなったという。帰国後はウェブデザイナーとして働くが、食生活の乱れや運動不足から体調不良に。パニック障害を患い、外出することもままならなくなる。医師から告げられた「突然死の可能性30%」にショックを受け、人生をかけたダイエット・体質改善に挑戦した。