ビューティ

発行部数10万部突破! 発売から1年たっても売れ続ける“10秒で顔が引き上がる”メソッドとは

 主婦の友社が昨年4月に発売した書籍“10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし”が、累計発行部数10万部を突破した。

 同書は、“フェイス&ヘッドケアのゴッドハンド”と称されるエイジングデザイナー、村木宏衣氏による著書。自分で簡単にできて、リフトアップやリラクゼーションに即効性のあるヘッドマッサージ法を公開している。

 昨年4月の発売以降、30~50代の女性を中心に売り上げを伸ばし、発売から1年が経過した今年4月に同書の月間最高売り上げを記録。以降も売れ行きは衰えていないという。

 背景には、長引くマスク生活で表情筋が使われにくくなったり、一日中マスクで顔を押さえつけていることで血行が悪くなったりして、たるみやほうれい線など顔のエイジングサインが気になる人が増えていることがありそうだ。

 自宅でも職場でも、気になったときに10秒あれば実践できる簡単さや、大きくて分かりやすい図解入りの写真などが好評で、ネット書店のレビューでは高評価が続いている。同社では、さらなる売り上げ拡大を見込んでいるという。

 著者の村木氏は「ストレス過多になると、頭の筋肉や筋膜が緊張して血流が悪くなり、頭皮がカチコチになる。頭と顔は筋肉や筋膜でつながっているので、頭がこると顔の筋肉を引き上げる力が弱くなり、たるみやシワなどを引き起こす。顔の“3大たるみ”は、頬のたるみ(ほうれい線)、上まぶたのたるみ、フェイスラインのたるみ(二重あご)。コロナ禍によるおこもり生活やマスク生活を続けるうちに『ほうれい線や眉間のシワが目立ってきた』『口角が下がってきた』と思い当たる人は、ヘッドマッサージで頭から顔をケアするのが効果的」とコメントしている。

 同書では、1プロセス10秒前後でできる村木式“頭ほぐし”と、さらに効果を上げる“顔ほぐし”のコツを詳しく公開。改善したい“顔の老け見えサイン”ごとにメソッドを紹介している。

 「“頭ほぐし”を実践していくと、頭皮や髪のコンディションも上向いていく。最近はゲームやオンライン授業で目の疲れに悩む子どもも多いが、子どもでも簡単にできるので疲れ目解消におすすめ」だという。

 村木氏は、エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務を経て、独自の“村木式整筋”メソッドを確立。筋肉や骨格、リンパにアプローチするオリジナルの理論と手法で、女性の悩みに応える美のスペシャリストだ。2018年には自身のサロン「アメイジング ビューティ」を開設。サロン名は、スーパーモデルのケイト・モス(Kate Moss)が村木氏の施術を受けた際に、「アメイジング!」と絶賛したことが由来となっている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。