6月21日号の「WWDJAPAN」は、サステナビリティを切り口に電力と水とファッションビジネスの関係を特集します。ファッションとビューティの仕事に携わる人の大部分はこれまで、水や電気はその存在を気にも留めてこなかったかもしれません。目には見えないからそれも当然。でもどちらも環境問題と密接だから、脱炭素経営を目指す企業にとってこれからは必須の知識です。本特集ではファッション&ビューティビジネスが電力や水とどんな関わりがあるか、どう関われば環境に配慮しながら、同時に自分たちのビジネスを成長させられるのかを探ります。
特集は連日のようにニュースで目にする"カーボンニュートラル"とは何なのかに始まり、再生可能エネルギーを導入している企業の実例、主な商業施設10社の再生可能エネルギー導入状況まとめ、発電と農業を両立するソーラーシェアリングの第一人者へのインタビューなどデータを交えてわかりやすく解説。水については、H&Mの担当者に聞くファションビジネスと水リスク、ウォーターレスビューティの製品開発やヘアサロンの節水対策などを扱います。
中面ではファーストリテイリングの有明本部4階の大改装を詳細リポート。撮影スタジオやカスタマーセンター、仮想店舗などがどのような役割を果たしているのかを分析します。ビューティのヒットランキングは三越伊勢丹化粧品オンラインストア・ミーコとコスメキッチンの売れ筋トップ5を豊富な製品写真とともに紹介します。
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ILLUSTRATION:NANAMY