キャンプをはじめとしたアウトドアレジャーの大ブームを背景に、しまむらもアウトドア風のカジュアルアイテムを発売する。6月23日から、アウトドアショップの「ロゴス(LOGOS)」としまむらとで共同開発した新ブランド「ロゴスデイズ(LOGOS DAYS)」を、全国の「ファッションセンターしまむら」で販売。ウィメンズのウエア、バッグ、シューズのほか、メンズやキッズのウエア、寝具類、インテリア用品などがそろう。
ウィメンズは「ロゴスデイズ」のロゴ入りTシャツ(979円=税込)やジャンパースカート(2420円)などのほか、ハット(1419円)、リュック(1969円)、スポーツサンダル(1969円)などを企画。本格的なレジャーシーン向けというよりは、日常着としてアウトドア気分を楽しめるラインアップだ。メンズ、キッズはTシャツなど。そのほか、チマヨ調の柄のタオルケット(1969円)、敷き布団(2970円)、マルチカバー(1969円)など、寝具やインテリア用品も充実。ルームウエアもそろう。
郊外立地で生活密着型の商売を強みとするしまむらは、アパレル関連の中でもコロナの勝ち組企業の一つ。2021年2月期は売上高が前期比4.0%増の5426億円、営業利益が同65.4%増の380億円だった。その後、3〜5月の既存店売り上げも前年同期比33.9%増で推移。6月(5月21日〜6月20日)は、前年のリベンジ消費によるハードルの高さなどで前年同月比7.5%減と10カ月ぶりに前年実績を割り込んだが、コロナ禍前の一昨年同月比では17.6%増の着地となっている。