イタリア発のヘアケアブランド「ダヴィネス(DAVINES)」の4~6月の商況は、前年同期比約2倍(直営店の既存店ベース)で着地。東京などで緊急事態宣言が出ている中でも、好調な業績を維持した。直営店や卸以外にも、ヘアサロンや公式ECサイトなどの販路を持つことも「ダヴィネス」の特徴の1つ。ヘアサロン市場でも同約20%増と堅調だった。
「単月で見ると、4~6月で右肩上がりに売り上げが伸びていて、コロナ禍から徐々に回復していることを実感した。6月は毎年恒例のビッグボトルキャンペーンがあり、今年も好評だった。ヘアサロンビジネスでは、新型コロナの影響をあまり受けなかった。ECは昨年5月、前年同月比5倍以上という異常な数字であったため、今期は堅調ではあったものの前年をクリアするには至らなかった。7月6日にはオムニチャネル化し、店舗とECでポイントを共有できるようになるので、ECのさらなる伸長に期待している」と、「ダヴィネス」を展開するコンフォートジャパンの星野仁美PRマーケティング部 店舗開発・企画担当は話す。
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