百貨店大手5社の6月度売上高は4社が前年同月の実績を上回った。当月は緊急事態宣言による休業が多くの店舗で段階的に緩和された。衣料品は苦戦したものの、ラグジュアリーブランドや時計・宝飾など高額品がけん引した。ただ、コロナ以前の一昨年同月との比較では1〜3割ほど落ち込んでおり、回復の足取りは弱い。
大手5社ごとで見ると、三越伊勢丹が前年同月比7.3%増、高島屋が同2.3%増、大丸松坂屋百貨店が同2.1%増、そごう・西武が同1.7%減、阪急阪神百貨店が同2.1%増だった
百貨店大手5社の6月度売上高は4社が前年同月の実績を上回った。当月は緊急事態宣言による休業が多くの店舗で段階的に緩和された。衣料品は苦戦したものの、ラグジュアリーブランドや時計・宝飾など高額品がけん引した。ただ、コロナ以前の一昨年同月との比較では1〜3割ほど落ち込んでおり、回復の足取りは弱い。
大手5社ごとで見ると、三越伊勢丹が前年同月比7.3%増、高島屋が同2.3%増、大丸松坂屋百貨店が同2.1%増、そごう・西武が同1.7%減、阪急阪神百貨店が同2.1%増だった
WWDJAPAN Weekly
百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。
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