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百貨店6月度は5社中4社が増収 一昨年比では1〜3割減

 百貨店大手5社の6月度売上高は4社が前年同月の実績を上回った。当月は緊急事態宣言による休業が多くの店舗で段階的に緩和された。衣料品は苦戦したものの、ラグジュアリーブランドや時計・宝飾など高額品がけん引した。ただ、コロナ以前の一昨年同月との比較では1〜3割ほど落ち込んでおり、回復の足取りは弱い。

 大手5社ごとで見ると、三越伊勢丹が前年同月比7.3%増、高島屋が同2.3%増、大丸松坂屋百貨店が同2.1%増、そごう・西武が同1.7%減、阪急阪神百貨店が同2.1%増だった

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