「アディダス(ADIDAS)」は、“日本人を早くする”がコンセプトのランニングシューズ“アディゼロ”シリーズの最新コレクションを発売した。シーンごとに異なる機能性を追求した全5モデルをラインアップする。
“アディゼロ アディオス プロ ツー(ADIZERO ADIOS PRO 2)”(税込2万6000円)は、昨年“爆速シューズ”として発売した“アディゼロ アディオス プロ”の第2世代。自然な重心移動と前方への推進力をもたらす5本指のカーボンバーはそのままに、シリーズ最軽量のリサイクルメッシュアッパーを採用。低密度高反発のミッドソール“ライトストライク プロ“は2層構造に変更し、反発力を向上させた。つま先にラバーアウトソールを用いたことで、悪天候でもグリップ力を発揮する。
新登場の“アディゼロ ボストン テン(ADIZERO BOSTON 10)”(同1万5400円)は日々のトレーニングを想定したモデル。5本指カーボンと軽量アッパーは同様だが、耐久性のあるミッドソール素材を加えている。そのほか、安定性と快適性を求めた“アディゼロ ジャパン シックス(ADIZERO JAPAN 6)”(同1万4300円)やトラック用スパイク“アディゼロ アヴァンチ トラック スパイク(ADIZERO AVANTI TRACK SPIKE)”(同1万9800円)、50ミリの超厚底が特徴のコンセプトモデル“アディゼロ プライム エックス(ADIZERO PRIME X)”(同3万6300円) をラインアップする。
ニック・ロシェ(Nick Roche)アディダスランニング グローバルプロダクトマネージャーは、「“アディゼロ”シリーズでこれまでに成し遂げてきたことを振り返り、改善の余地があるか検証しながら今回のコレクションを制作した。トレーニングやレース当日など、さまざまな用途で使い分けることができる、トップアスリート向けのパフォーマンスフットウエアになった。今後も継続して開発を進め、アスリートの“より速く”をサポートしていく」と語った。