「ルーニィ(LOUNIE)」「ココディール(COCO DEAL)」など婦人服の製造・卸・販売を手掛けるアイアの萩島宏社長が6月24日、死去した。76歳だった。
萩島社長は茨城県水戸市生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、野村証券を経て71年、アイアの前身となる萩島商事を設立。アパレル事業では「ルーニィ」「ココディール」などを人気ブランドに育てた一方、ゲームなどのエンタメ事業も手掛けるなど、ユニークな経営手法で会社を成長させた。2004年に現社名に変更。21年は、同社の創立50周年イヤーだった。
通夜および葬儀は近親者で執り行った。9月中旬には関係者向けに「お別れの会」が開かれる。