資生堂は7月23日、化粧品の開発・企画及び日本国内空港免税店などでの化粧品販売を行う子会社のザ・ギンザを通じ、グローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」の単独店舗「シセイドウ ハネダ ブティック(SHISEIDO HANEDA BOUTIQUE)」を羽田空港第3ターミナル国際線出発エリア内にオープンする。同社は「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指す一環として免税店事業を強化しており、新店舗オープンにより「シセイドウ」の愛用者拡大とブランド価値の向上を狙う。
「シセイドウ ハネダ ブティック」のコンセプトは「良い肌で良い旅を」。これから海外に旅立つ国内在住客や、訪日旅行を楽しんだ国外在住客にブランドの世界観を発信し、旅行の思い出の一つとなるようにと願いを込めた。同店では免税価格でアイテムを購入できるほか、店舗限定製品の販売、フライト前にメイク落としやスキンケアを楽しめる資生堂初のラウンジサービス、製品にオリジナルデザインの印字ができる刻印サービス、お土産として使えるギフトラッピングサービスなどを用意。また、ブランドを象徴する美容液「アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲ」をモチーフとしたディスプレーや大型LEDモニターでのムービーの掲出などブランドの世界観を視覚的にも表現する。
さらに、7月29日には同じく羽田空港第3ターミナル国際線出発エリア内に日焼け止めブランド「アネッサ(ANESSA)」の自動販売機「アネッサ スタンド(ANESSA STAND)」を導入する。自動販売機はクイックかつ非接触で「アネッサ」の製品が免税価格で購入でき、購入者には限定のデジタルコンテンツを提供する予定だ。また、通常の自動販売機と異なりタッチパネルを通じて製品の選択や購入を行うため、複数商品の同時選択・購入が可能で、国際線を利用するお客のお土産ニーズにも対応。自動販売機のデザインはブランドの象徴アイテム「パーフェクト UV スキンケアミルク」のボトルをモチーフにしており、ブランドの世界観を発信する。