「WWDJAPAN」7月19日号は「百貨店特集」です。コロナ禍による集客の制限、免税客の消滅……。山積する課題に対して、百貨店はビジネスモデルの抜本的な見直しが迫られています。そこで今回は、経営トップと現場で活躍する若手・中堅社員に、自社の未来について語ってもらいました。
外商とバイヤーの連携を進める三越伊勢丹ホールディングス、「循環型商品」に取り組む高島屋。D2Cの売り場から既成概念からの脱却を目指すのは、そごう・西武です。大丸松坂屋百貨店は百貨店本来の空間価値に目を向け、阪急阪神百貨店は全社OMO化へ前進。松屋は魅力ある化粧品売り場作りに力を注ぐ。6社6色のトークテーマで、今後の百貨店の経営戦略を探ります。
ニュースページでは、静岡のファッションビル、新静岡セノバがスタートした営業時間フレックス制度にフォーカス。業界の長年の課題だった販売員の長時間労働問題に一石を投じる存在になるか。温泉宿や複合施設などがオープンし、変わりゆく下北沢の街にも注目です。
COVER CREDIT
ILLUSTRATION:TAKASHI KAWAKAMI
PHOTO:KAZUO YOSHIDA,MASASHI ASABA