光文社が発行する「ヴェリィ(VERY)」はこのほど、テレビ朝日とタッグを組み、体操をテーマにしたプロジェクト「でんぐり返しのその先に!」を立ち上げた。同プロジェクトでは、体操が家族と子どもの将来に与える影響を考察しながら、⼦育てファミリーに向けて体操の魅力を発信し、普及させることが目的だ。
先日行われた発表イベントでは、今尾朝子「ヴェリィ」編集長と小林麻衣子テレビ朝日ゼネラルプロデューサーが登壇した。今尾編集長は、「ママたちが⼦育てで抱える思いを深く見つめ続けてきた『ヴェリィ』として、体操が子どもにどんな影響をもたらしてくれるかを真剣に考えた。小さい子どもが自分の体を使ってできる体操は、単なる運動やお稽古事ではなく、本物の⾃信を与え、自己肯定感を高めることができるスポーツ。子どもたちには、先の見えないこれからの時代を堂々と生きる強さを身につけてほしい。体操がそのひとつの答えになるのではないか」とコメント。
プロジェクト名については、「でんぐり返しと体操競技は遠いようでつながっていると感じた。子育て世代はそのプロセスを大事にしていければという思いを込めて、このタイトルをつけた。でんぐり返しやその先の挑戦を親子で楽しみ、体操の魅力を再発見してもらえたらうれしい」と語った。
イベントには、ゲストとして10月に開催される「世界体操・新体操 北九州 2021」のメインキャスターを務める松岡修造と、「ヴェリィ」モデルの辻元舞も登場し、子どもに自信を与える子育て論や体操の魅力についてトークを繰り広げた。また東京五輪に体操男子で出場予定の内村航平選手も同プロジェクトに賛同しており、「体操は子供のときに始めることで脳と体をつなげるとてもいい運動」とメッセージを送った。