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タレントIMALU と「アイム ラフロリア」の原由記CEOらがフェムテックを語る

 5月からstand.fmで配信中の「ハダカベヤ」では、タレントのIMALUとランジェリーブランド「アルバージェランジェリー」創立者のMEGUMI、広告代理店勤務のNATSUKOが身体や性の悩みを語り合い、リスナーの共感を集めている。そんな「ハダカベヤ」と渋谷に続き7月22日から池袋パルコでのポップアップを開催中のデリケートゾーンブランド「アイム ラフロリア」がコラボした。「ハダカベヤ」の3人と、「アイム ラフロリア」を手掛けホルモンバランスプランナーの資格を有する原由記メリアCEOは、デリケートゾーンケアについて語るライブ配信にも挑戦。それぞれの立場からフェムテックを啓もうする4人に話を聞いた。

WWD:「ハダカベヤ」は5月に配信をスタートした。リスナーからの反響は?

IMALU:規模は小さいながらも濃い反響をいただいています。共感してもらえたり、「勉強になりました」という声をいただいたり。女性リスナーばかりかなと思っていましたが、男性からの反応も想像以上にあって嬉しいです。

WWD:公に話す機会の少ない身体や性の悩みについてもオープンに語り合っている。トピックはどう決めている?

IMALU:ほとんど3人で決めています。最近起こった出来事やふとした会話から生まれることが多いですね。リスナーさんやフォロワーさんからリクエストをいただくこともあります。

MEGUMI「アルバージェランジェリー」創立者(以下、MEGUMI):気になったニュースなどがあればメンバーに共有して、「ハダカベヤ」で議題にするかを話し合うことも。ニュースをトピックスにする時は、より身近に感じてもらえる言い回しを3人で考えています。

WWD:「アイム ラフロリア」とのコラボが決まった経緯は。

MEGUMI:2016年に「アルバージェ ランジェリー」を立ち上げて間もない頃、松尾(亜美)さん(現在メリアで広報などを担当)にお問い合わせをいただきお会いしたのをきっかけにご縁が続いていました。松尾さんが「アイム ラフロリア」を手がけるメリアに転職され、何か一緒に取り組めないかとお話をいただきました。「アイム ラフロリア」の理念やコンセプトには共感する部分も多く、渋谷パルコのポップアップでのスペシャルセットの販売や「ハダカベヤ」とのコラボ配信が実現しました。

WWD:「アイム ラフロリア」の使い心地は?

IMALU:ローズの香りは好きなんですけど、強すぎるのは嫌。「アイム ラフロリア」はほんのり香って、テクスチャーも心地よいです。デリケートゾーンのケアアイテムはなんとなく持っていましたが、毎日使ってはいませんでした。改めてちゃんと「アイム ラフロリア」でケアしてみて、乾燥からくるかゆみだったということがわかりました。デリケートゾーンケアって、ちゃんとやれば結果が出るんですよね。

MEGUMI:これまでにもデリケートゾーンケアを使ってきましたが、「アイム ラフロリア」のローズの香りはメンタル面も上がりますよね。使い続けるためには香りは重要なポイント。IMALUちゃんがいったように、気品のある香りなので自分がひとつ上のレイヤーの女性になれるような自信をみなぎらせてくれます。下着ブランドとしてムレやかゆみといったお悩みをお客さまから伺うこともあります。素材や仕様などでできる限り解決したいとも思いますが、デリケートゾーンケアをお勧めすることもあります。「アイム ラフロリア」はよいサポーターになっています。

NATSUKO:フレッシュクリアシートは今まで本当に欲しいものだったので出合えてよかったと心から感じています。暑い季節や外出が続いてムレてしまう時や、「いざ!」と気合を入れたい時にはぴったりです。由記さん(原メリアCEO)も自分を高めるときに使うとおすすめと言っていましたが、コンパクトだし外出先でもリフレッシュできてとっても感動しました。これまではしっかりとデリケートゾーンケアをすることがなかったので、はじめはウォッシュと美容液を2日に1回程度使用していました。使っているうちに体の変化を感じたので今では日常使いになっています。

原由記メリアCEO(以下、原):個包装のデリケートゾーン用のシートって実はあまりないんですよね。デリケートゾーンにはもちろん全身にも使っていただけます。またローズの香りにも注目してもらえて嬉しいです。トップ、ミドル、ラストと香水のように香りを設計しているところがこだわりです。

MEGUMI:「アルバージェ ランジェリー」では試着の際に、「アイム ラフロリア」のシートをお客さまにお渡ししています。個包装なので使ってもらいやすいですし、試着室がローズの香りで満たされて気分が上がりますよね。

WWD:フェムテック・ケアを取り入れたい、でもなかなか踏み出せないという人も多い。

IMALU:女性ならではの悩みは、今後もなくならないと思います。ただ、フェムテックやケアを取り入れることで生活がガラッと変わる可能性はあるのではないでしょうか。私もまだまだ知らないことばかり。みなさんと一緒にいろいろなことを学んでいきたいです。

MAGUMI:フェムテックという言葉だけ聞くと、なんだか小難しく聞こえがちですが、私たち女性にとってはエッセンシャルなものだと思います。ライフステージによって生じるさまざまな体の悩みや心配事を解決してくれる救世主のような存在。まずは毎月必要になる生理用品や「アイム ラフロリア」のようにデイリー使いできるケアから始めてみるのがおすすめです。今までの生活がぐっと快適に変わるかもしれません。

NATUKO:私も「何を、誰に、どんな風に、聞けばいいのかわからない」と感じていました。そんな中で「これならできるかも」「楽しそうかも」と気になったモノを試してみると学びになるし、変化を感じることができればどんどんトライできるかもしれません。私もまだまだ「わからない」「怖い」と試していないことだらけですが、少しずつ学んで進んでいければいいなと思います。

原:新しいことってすごく不安ですよね。私も当初は「本当に使っても大丈夫なのかな」とフェムケアアイテムに抵抗がありました。最近はこだわりの成分が詰まった製品や海外のプロダクト、何十種類もの吸水ショーツなど、素晴らしいフェムケア・フェムテック商品がどんどん出てきています。まずは無理をせず、気になるアイテムを使ってみることをおすすめします。いざ使ってみたら「なんでもっと早く使わなかったんだろう」と思えるかもしれません。

意見や情報を交換して
自分自身で選択できるように

WWD:発信する側として心がけていることは。

IMALU:「ハダカベヤ」はみんなの意見交換の場として心がけています。いろいろな情報をここで得ても、最終的に何を選択するかは自分次第という考えでやっています。人の意見を尊重し、知らないことは知らないと言える平和なディスカッションを目指しています。いつもお酒を飲みながら配信しているので、緊張感なく楽しく会話ができたらいいなと思っています。

NATSUKO:とにかく素直な言葉で、「みんなの意見を共有しましょう!」と心がけています。メンバーが3人いれば3人の意見があって、リスナーの意見を聞くことができて、みなさんの選択肢が少しでも豊かになればと思っています。

原:メリアでも情報を発信することが多いので、正しい情報かどうか、お客さまやユーザーが求めている情報かどうかを常に考えています。また年齢や悩みによってそれぞれ求める情報が大きく異なるので、伝えるのは誰なのかを常に意識しています。

WWD:今後の展望は?

IMALU:私たちはフェムテックに関して、プロの知識があるわけではありませんが、「ハダカベヤ」の一つの軸として、みんなが気を使わずに話せる場を提供したいという思いがあります。「正しいか、正しくないか」ではなく、「こういうものがある、こういうやり方がある」ということを共有し合える場が理想です。今回のようにデリケートゾーンに関して詳しい方とご一緒して、プロの目線で身体の疑問や悩みに答えてもらえることは非常にありがたいです。

MEGUMI:私たちは一般人なので、IMALUちゃんを本当にリスペクトしています。タレントとして身体や性のことを公に語ることにはリスクもあると思います。でも、そうしてくれたから、私たちも自然体で発信できる。その環境に感謝しています。聞いてくれる方も徐々に増えてきて、いろんな方に知ってもらえることでその広がりが女性だけのものではない広がりを見せているのがすごく嬉しいです。カジュアルな場であることはもちろん、ジェンダーの垣根をゼロにして、フェムテックを男性も当たり前のように知っている世界にしていくことが課題だと思いっています。

原:初めて3人とお会いした時、本当にカジュアルにフェムテックやデリケートゾーンケアについて話していると感じました。「アイム ラフロリア」やデリケートゾーンケアは、カテゴリーとしてはすごくクローズドな分野だとも思います。それをメーカーとは違う視点で3人が発信してくれたり、みんなが話しやすく質問しやすい環境を作ってくれたりしていることは頼もしいですよね。

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