スウェーデンオリンピック委員会は、東京五輪・パラ五輪でスウェーデン代表選手団にユニクロが提供する特別公式ウエアを追加発表した。ユニクロのパリR&Dセンターを率いて「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」を手掛けている、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)がデザインした。
ユニクロは2019年1月に、スウェーデンオリンピック・パラリンピックチームと4年間のパートナー契約を締結。スウェーデン代表選手団と関係者にウエアを提供している。
今回追加発表したウエアは、回収ペットボトルから作った再生ポリエステルを一部に使用した“ドライEXポロシャツ”、再生ポリエステル100%の“イージーアンクルパンツ”、アッパーに和紙繊維を使用した“Uスリップオンスニーカー”の3アイテム。スウェーデンの国旗の色であるイエローとブルーからインスピレーションを受けたという微妙に異なる4色展開で、ルメールらしい少しくすんだ色調がポイント。「新しく機能的であり、美しく、着るすべての選手にとって快適なLifeWearであること(中略)。東京での瞬間だけでなく、選手たちにその後も着続けたいと思ってもらえるようなウエアができた」とルメールはコメントしている。
今回発表した商品の一般発売は予定していないが、ユニクロは東京五輪・パラ五輪にも出場するスウェーデンのトップアスリートらの声を生かして開発した商品群「ユニクロプラス(UNIQLO +)」を6月から販売している。