イタリア発ランジェリー「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」の渋谷文化村通り店2階のアートスペースで第4弾の展覧会を開催している。今回のアーティストは、MIHO MURAKAMI。彼女は、「アイシービー(ICB)」や「アメリ(AMERI)」などのファッションブランドとのコラボレーションをはじめ、パッケージのグラフィックデザインや阪急うめだ本店のウインドーディスプレーを手がけるなど幅広く活躍。キュレーションは、新進気鋭のアートギャラリーのシータグ(CTAG)が担当した。
MURAKAMIは、ヒョウやトラ、ヘビなどの動物や植物をモチーフに、アナログとデジタルを融合させた作品を制作。手書きのスケッチを元にコンピューターグラフィックで仕上げられた作品の一つ一つは、有機的なラインと精緻なディテール、そして、落ち着いた独特なカラーパレットが特徴だ。手描きの温もりを残しつつグラフィッカルなタッチで仕上げられているのでモダンでありながらも、和洋問わずさまざまな空間にしっくり馴染む作品ばかり。展示作品の価格は、7万7000~22万円。カフェが併設されているので、コーヒー片手に気軽にアートを楽しむことができる。