アシックス ジャパンは、ビジネスシューズのブランド「ランウォーク(RUN WALK)」の真っ白な限定モデルを一部の直営店と公式オンラインストアで7月28日に発売した。ウィングチップが特徴的な同シューズは、7月23日の東京オリンピック開会式で日本選手団が公式服装に合わせて着用したモデルだ。店頭での販売はパラリンピック閉会式の9月5日までで、オンラインストアでは大会期間後も継続して扱う可能性があるという。
メンズの“RMC162DX 3E”は、同ブランドの最上位モデル“アシックス ランウォーク リード(ASICS RUNWALK LEAD以下、リード)”のカテゴリーで、ランニングシューズさながらの機能性を有している。清涼感のあるメッシュ素材のアッパーと、かかとやソール前部にたっぷり付く衝撃緩衝材“ゲル(GEL)”が特徴だ。価格は税込2万9700円で、サイズは24〜33cmをそろえる。
ウィメンズの“PWC192DX 3E”にも衝撃緩衝材“ゲル(GEL)”や反発性に優れた“スピーバ(SpEVA)”が付き、足首部分のスポンジで足を優しく保護する。価格は税込1万9800円で、サイズは22〜28cm。
同社によると、東京オリンピック開会式で日本選手団が着用したものの、映像のみでは同ブランドのシューズだということが視聴者にはほぼ伝わらず、「開会式を見ての問い合わせは多くは届いていない状況」だという。しかし店頭での反響は上々で「これからの販売増に期待している」とコメントした。