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「ボタニスト」快進撃続く 刷新したスタンダードラインが貢献

 ボタニカルライフスタイルブランド「ボタニスト(BOTANIST)」の快進撃が止まらない。3月には、2015年のブランドが誕生以来初のスタンダードライン“ボタニカルシャンプー・トリートメント”のフルリニューアルを行い好調に拍車をかけた。3月度の売上高は前年比95%増、1〜3月度の売上高も前年同期比52.8%増の37億円とスタンダードラインが貢献した。同ラインは「WWDJAPAN」の2021年上半期ベストコスメ、バラエティー・ドラッグストア「シャンプー・コンディショナー」部門(新製品)の1位を獲得したほか、各誌の2021年上半期のベストコスメ賞も受賞。累計で103冠を獲得するなど現在もその勢いは留まることなく続いている。

 売り上げ拡大をけん引したスタンダードラインは、約30万種の植物の中から厳選した植物由来成分をふんだんに配合しブランド史上最高の指通りを実現してリニューアルした。それをかなえたのが米や大豆などの野菜から採取したタンパク質を極めて小さな粒子にしたボタニカルマイクロプロテインだ。一般的な製品には羊毛や魚鱗由来のコラーゲンなど動物由来のタンパク質を配合することが多いが、サステナブルなブランドへの進化を遂げるため植物由来のタンパク質を開発・配合することに成功した。

 髪の80~85%はタンパク質で構成されているため、ダメージを受けて傷んだ髪をケアするにはタンパク質を補うことが重要だ。小さな粒子のボタニカルマイクロプロテインを配合したことで内側のダメージまで補修する効果が期待でき、滑らかで艶のある髪に導く。スタンダードラインは髪の悩みに合わせて選べるモイスト、スムース、ダメージケア、スカルプクレンズ、バウンシーボリュームの5種をラインアップ。いずれもボタニカルマイクロプロテインの配合はもちろん、シャンプーはシリコンフリー、合成着色料、パラベン、サルフェートフリーで、頭皮・髪へのやさしさも追求する。

 容器は従来の石油由来のプラスチックに代わって、環境負荷の少ないサトウキビ由来のバイオマスプラスチックを採用。詰め替え時に洗いやすくするため丸みを帯びたデザインに変更した。

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