「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はこのほど、創業者であるルイ・ヴィトンの生誕200周年を祝うプロジェクト“LOUIS 200”を発表した。
同プロジェクトは、8月4日に生誕200周年を迎えた創業者ルイの人生や、彼が後世に遺したものに焦点を当て、さまざまな媒体や世界中のクリエイターとのコラボレーションを通じて表現するもの。ブロックチェーン技術を採用したゲームアプリをはじめ、200人のクリエイターたちがトランクに再解釈を加えたウィンドウ・ディスプレイ、美術家のアレックス・カッツ(Alex Katz)が描く大規模な三連画、作家のキャロリーヌ・ボングラン(Caroline Bongrand)によるルイの人生をつづったフィクション小説、ルイの生き様を回顧する初のドキュメンタリーといった多彩な企画を用意する。
ゲームアプリ「ルイ ザ ゲーム(LOUIS THE GAME)」は、14歳でフランス・ジュラ地方の故郷を旅立ち、2年の歳月をかけて徒歩でパリにたどり着いた、ルイの旅に着想。ブロックチェーン技術を採用し、NFT(非代替性トークン)アートが30作品含まれており、6つの架空の世界を舞台に、メゾンのマスコット“ヴィヴィエンヌ”が目的地を目指して長い旅をする。ゲームはApp StoreおよびGoogle Playからダウンロード可能。
ウィンドウ・ディスプレイ プロジェクトでは、ルイが1850年代に開発したトランクの原型に近い50×50×100cmのボックスをキャンバスに見立て、200人のクリエイターたちが創造性を発揮した。参加したのは、アーティストのジャン=ミシェル・オトニエル(Jean-Michel Othoniel)、クリエイティブ・ディレクターのウィロ・ペロン(Willo Perron)、NIGO®、宇宙飛行士のアリッサ・カーソン(Alyssa Carson)、BTSら。店舗ごとに異なるフォーマットで、8月から順次登場する。