ユニクロは11月、中国・北京に同地初のグローバル旗艦店をオープンする。商業地区の三里屯に3フロア計2211平方メートルで出店し、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーの商品をそろえる。また、ユニクロが自社開発したファッションコーディネートアプリ「StyleHint」と連動した売り場も、中国本土の店舗として初導入する。
中国本土のグローバル旗艦店は、上海の2店に続いてこれで3店になる。三里屯には既に「ユニクロ(UNIQLO)」店舗があるが、グローバル旗艦店出店に伴いそちらは閉店する。中国本土には2002年9月に1号店を出店し、21年7月末時点で826店を運営している。日本国内では直営店舗とフランチャイズを合わせて7月末に812店を運営しており、ここ数カ月の間で中国の店舗数が日本を上回った。
「StyleHint」との連動売り場は、昨年6月にオープンした「ユニクロ原宿店」で初導入されたもの。ユニクログレーターチャイナの潘寧CEOは、「中国市場に参入してからの20年間、ユニクロは世代を超え、中国の社会、産業、お客さまと共に成長してきた」とコメントしている。