ネイチャーズウェイはこのほど、温室効果ガス(GHG)削減目標設定を求める国際的団体のSBTI SCIENCE BASED TARGETS INITITATIVE)から、パリ協定が掲げるGHG排出量削減目標に適合した企業を認定する「SBT(SCIENCE BASED TARGETS)」を取得した。国内のオーガニック・ナチュラルコスメ企業として初めて。
同社は1974年の創業以来、自然原料にこだわった製品を製造・販売するほか、無駄なものはできるだけ作らない経営や得た利益の一部を環境団体への寄付や植林に使うことを本業の一環として推進する。昨年は“ネイチャーズウェイサステナブルプログラム”スタートし、サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラル、笑顔の共創という3つのゴールを掲げ取り組みを進める。
今回のSBT認定は、カーボンニュートラルの推進によるもので、毎年4.2%の水準で削減を進め、2030年度に46.2%(19年度比)を目指す。ちなみに20年度に使用した電力(65万2850キロワットアワー)は100%再生可能エネルギーで賄い、前年と比べCO2を97%削減。SBT目標に向けて進捗した。また、残ったCO2排出量(9.8トン)についても森林吸収系クレジットで全量カーボンオフセットしカーボンニュートラルを達成した。