「WWDJAPAN」8月16日号は、2021年度ハイジュエリー特集です。コロナ禍2年目にもかかわらず、富裕層市場はかつてないほど活況に。その傾向は世界共通で、宝飾業界では商品の供給が追いつかないメゾンもあるほど。昨年はロックダウンの影響が大きかったですが、今年はコロナの常態化も手伝い、「もうガマンできない」とハイジュエリーをはじめとする高額品を購入する富裕層が増えています。
今回のハイジュエリー特集では、そんな日本の富裕層市場の現状を詳しくリポートするとともに、30代の富裕層代表として、「キャンキャン」や「オッジ」「ジンジャー」などでモデル経験のある平山美春さんにインタビュー。ハイブランドの魅力や憧れのブランドなどについて語ってもらいました。また、「シャネル(CHANEL)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「カルティエ(CARTIER)」「ショパール(CHOPARD)」など、希少性の高い石の調達を今まで以上に強化した力作ぞろいのハイジュエリーを一挙紹介します。
トピックスは国内から、コロナの影響から退店ラッシュが続いているファッションの街・原宿の今について。国内外からの客数の減少によって売り上げが激減し、撤退を余儀なくされるブランドが後を立ちません。また海外からは、ブランドや企業の買収・売却といった大再編が進むイタリアのファッション業界について、翻訳記事を交えてリポートします。