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阪急阪神、そごう・西武など デパ地下の入場を制限

 コロナの感染拡大を受け、百貨店各社が食品フロアの入場制限に乗り出した。

 阪急阪神百貨店は13日、阪急うめだ本店の食品フロア(地下1、2階)で混雑する13時から19時までの入場制限を始めた。これまでも出入り口を集約する措置をとってきたが、さらに踏み込んで、入口を1階の正面エントランスだけとし、JR大阪駅や地下鉄と直結する地下フロアは出口に限定することで、入店客数をコントロールする。店内のエレベーターは地下に止まらないようにした。必要に応じて入場を止める。

 同社は同じ大阪・梅田で運営する阪神梅田本店が7月末から8月にかけて従業員のクラスターが発生し、8月19日まで食品フロアの休業を余儀なくされている。「追加対策を徹底することで、お客さまと従業員にとって安心安全な環境を維持する」(同社広報)

 そごう・西武はあす14日から西武池袋本店、西武渋谷店、そごう横浜店、そごう千葉店など首都圏店舗で食品フロアへの入場制限を始める。同社は8月3日から全店の生鮮売り場で買い物かごの除菌機を導入している。

 高島屋、大丸松坂屋百貨店、三越伊勢丹も14日から混雑状況を応じた入場制限を始める。

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