ファッション
連載 ビジネスリポート

ポップアップやギャラリーで常に変化する渋谷パルコ 21年春夏の好調ショップは?

有料会員限定記事

 ここだけにしかない個性的なショップを数多くそろえ、2019年11月にオープン。ファッション&ビューティ、飲食だけでなく、カルチャーやエンターテインメントもまとめて1館に収めているのが渋谷パルコだ。渋谷カルチャーの発信源の一つであり、常に話題にあふれる。そんなパルコの柏本高志執行役員渋谷店店長に春夏の商況を聞いた。

WWD:1〜6月の商戦を振り返ると?

柏本:1、2月はオープン効果の反動に加え、訪日客売り上げの大幅減・緊急事態宣言の影響を受けた。4月25日〜5月13日に全館休業したが、3月以降は前年をクリア。6月は42%増だった。オープンから1年以上が経ち、パルコポイントの利用が大幅に伸びている。公式アプリ、ポケットパルコの登録者数も増え、顧客との結び付きがどんどん高まっている。セゾンカードとの連携もスタートして、さらに利用客が増え、そこが安定した基盤になってきている。

WWD:そんな中、好調だったショップは?

柏本:「ポーター エクスチェンジ(PORTER EXCHANGE)」「イッセイミヤケ シブヤ(ISSEY MIYAKE SHIBUYA)」「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」「グラウンド ワイ(GROUND Y)」「ザ・ノース・フェイス ラボ(THE NORTH FACE LAB)」「ストーン アイランド(STONE ISLAND)」「ヌビアン(NUBIAN)」「アンスリード(UN3D.)」「スナイデル(SNIDEL)」「ベイト(BAIT)」「ルイスEXストア(LUI'S/EX/STORE)」など。

この続きを読むには…
残り1159⽂字, 画像3枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。