中国でスタートし、現在200以上の国・地域でサービスを提供しているECブランド「シーイン(SHEIN)」が、8月21、28日にオンライン配信されるイベント「日本元気プロジェクト2021 世界遺産ランウェイ in 富士山」に協賛する。同イベントは、20年7月に他界した故・山本寛斎さんが東日本大震災の復興支援の一環として立ち上げ、継続していたもの。今年は日本元気プロジェクト2021実行委員会が主催し、山梨県と富士吉田市が後援、文化庁などが助成している。
今年は山梨・富士吉田市内の各地で収録したランウエイショーの様子を、映像作品として両日20時に配信。高谷健太による「カンサイ ヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)」や、新進を中心としたデザイナーズブランド、服飾学生らがショーに参加する。「シーイン」は収録会場で出演者やスタッフが着用するTシャツを提供するという。
「シーイン」は中国発ながら中国国内よりも米国や中東などの市場で人気のEC専業ブランドとして知られるが、今年6月にシンガポールにビジネスハブを設立したという報道もあり、今回の発表ではシンガポールに本社を置くROADGET BUSINESS PTE. LTD.が運営元となっている。新興の低価格ファストファッションとしてSNSで人気で、20年の売上高は1兆円近い金額だったと報じているメディアもある。日本では20年12月に日本語サービスの提供を開始した。
■「日本元気プロジェクト2021 世界遺産ランウェイ in 富士山」
配信日時:ファッションムービー 8月21日20時
:ドキュメントムービー同28日20時
公式YouTube:https://youtu.be/fkLJi-AFmf4