2020年11月をもって全店閉店していた「セシルマクビー(CECIL McBEE)」が再スタートする。ライセンス管理会社のビリーフ(東京、寺村富太郎社長)が、エスターヴ(旧ジャパンイマジネーション、東京、木村達央社長)とマスターライセンス契約を締結。8月23日にECサイトを立ち上げて販売を開始する。コロナの状況によるが、今後はブランドを象徴する街の渋谷を含め、全国の政令指定都市などでポップアップストアを開く考えもあるという。
ビリーフは、「リエンダ(RIENDA)」「ロイヤルパーティー(ROYAL PARTY)」「ナノ・ユニバース(NANO・UNIVERSE)」など、多数のブランドと服飾雑貨を中心にカテゴリーライセンス契約を結んでいる。もともとは、ジャパンイマジネーションとも「セシルマクビー」で同様の契約を結んでいたが、ジャパンイマジネーションが同ブランドのアパレル販売を休止したことを受け、アパレルも含むマスターライセンス契約を結んだ。既に「セシルマクビー」のバッグや財布、ベビー服、ソックスなどはサブライセンシー企業が展開しており、今後はここにアパレルも加わる。
SNSのアカウントはそのまま引き継いでおり、ジャパンイマジネーションの元社員も一部合流しているという。かつて「セシルマクビー」を支えた取引先メーカーなどとも力を合わせていく。
再スタートにあたっては、対象年齢などターゲットの絞り込みはせず、「ライフスタイルにプラスアルファの楽しみを提案するブランドとして、間口を幅広く持つ」とビリーフの担当者。再スタート時のメーンビジュアルには、音楽グループlol(エルオーエル)のhibikiを起用した。