ファッション

北村匠海が「トミー ヒルフィガー」初の日本人ブランドアンバサダーに就任

 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」は、2021年秋メンズウエアコレクションのブランドアンバサダーに、俳優やミュージシャンとして活動する北村匠海を起用した。同ブランドが日本人を起用するのは今回が初めて。全国の店舗と公式ウェブサイトでキャンペーンビジュアルとムービーを公開している。

北村のコミュニティーに対する
思いに共感

 北村は1997年生まれ。バンドDISH//のリーダーで、ギターとボーカルを担当する。2017年には映画「君の膵臓をたべたい」で主演を務め、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、俳優としても活躍の幅を広げている。最近では、コロナ禍で音楽を楽しむ場が制限されている学生たちに向けてDISH//の楽曲を音楽サイトで無料提供した。

 「トミー ヒルフィガー」は、北村のこれらの活動が、ブランドがより良い未来のために掲げる「共に前進する(Moving Forward Together)」のスピリットに通ずるとして、起用を決めた。デザイナーのトミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)は「21年秋シーズンに匠海を迎えることができて、とてもうれしい。私たちは日本と日本のファンを愛しており、今回のコラボレーションによって、日本のユニークな文化に敬意を表すとともに、匠海のコミュニティーに対する思いをモダンにアレンジすることができると強く信じている」と話した。

 北村は「今回のキャンペーンビジュアルの撮影を通して、こんなツイストもあるのか、と驚いたファッションのアプローチが、いくつもあった。ブランドらしさや良さをたくさん伝えていきたい」とコメントを寄せた。

2021年秋メンズウエアコレクションは
大自然とアメリカンヘリテージを
融合

 北村が着用する同コレクションでは、大自然とアメリカンヘリテージを融合させ、自由と一体感を表現した。ヘリンボーンやシャドーチェックなどの柄を採用し、カラーはアンバーイエローやオレンジなどアウトドアシーンで映える大胆なカラーと、オリーブやキャメル、ヘザーグレーを組み合わせた。

特設ウェブサイトで
スペシャルコンテンツを配信

 特設ウェブサイトでは、北村のインタビュー動画を公開中。北村が自身のファッション観や今情熱を持って取り組んでいることなどについて語っている。加えて、撮影のビハインドザシーンを収めた動画やコレクションの詳細をアップしている。期間中は定期的に新たなビジュアルが登場し、コレクションを盛り上げていく。

問い合わせ先
トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
0120-266-484