エアークローゼットはオフィススタイルに定評のある月額制レンタルサービスだ。会員それぞれの希望や好みを考慮しつつ、スタイリストが毎月数点のアイテムを発送。一定期間着用して返却できるが、購入もできる。そんなエアークローゼットは、どんな人が利用し、どんなアイテムが好評なのか。膨大なデータを読み解き、提案の精度アップを図る同社の天沼聰社長と鈴木遥PR担当に聞いた。
WWD:主な顧客像は?
天沼:20代後半から60代まで幅広く利用されているが、メインは30〜40代。9割以上が働く女性で、仕事で忙しくなってきて時間がなくなっている方や、子育てが始まってファッションにかける時間が少なくなってしまって、物選びがマンネリ化してしまっているという方が多い。時間がない中でもトレンドアイテムが楽しめたり、幅広いブランドやアイテムに出合えたりが求められているようだ。
WWD:会員数は非公開だが、コロナ禍でのビジネスの推移は?
天沼:コロナ禍で在宅勤務が増えたので新規会員はどうしても通常より減る傾向だが、昨年10、11月は想定以上の登録があり、ウエイティングが出るようなこともあった。7月時点では前年同期を上回る利用者数になっている。
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