「ティファニー(TIFFANY & CO.)」高島屋新宿店が8月21日、改装オープンする。1階約245平方メートルの店舗では、ジュエリーやウオッチをはじめ、アクセサリーやステーショナリーなど幅広くそろえる。ジュエリーは、ブライダルはもちろんのこと、“ティファニー T ワン”などの新アイコンコレクション、ジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)、エルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)など「ティファニー」を代表するデザイナーのジュエリーを販売。オープンの目玉商品は約10カラット、Dカラー、VVS1(ベリー・ベリー・スライトリー・インクルーディッド)のダイヤモンドリングで、価格は税込2億8182万円。その他、ハイジュエリーも販売する。
日本初の新コンセプトを採用した同店舗は、開放的で明るく、180年以上の歴史を持つ「ティファニー」を象徴するモチーフが至るところに施されている。メーンのサロンには、シュランバージェがデザインしたアイコンのブローチ“バード オン ア ロック”をモチーフにしたカラフルなアートワークが飾られている。対面式の什器は少なく、自由に店内を見て回れるようになっている。左手には、ブライダルコーナーがあり、プライベートサロンでじっくりと商品を選べる。右手の壁一面には、ブランドと縁の深いアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)が描いた鳥のイラストからインスピレーションを受けたアートワークに覆われたポップな空間で、サングラスや小物、フレグランスなどが置かれている。
手に取りやすい価格帯のジュエリーや小物からブランドのアイコン商材、ハイジュエリーまでそろえる同店舗は、気軽に入れる「ティファニー」のワンダーランドといった雰囲気だ。