マッシュスタイルラボは今秋、40〜60代がメインターゲットの同社初となるセレクトショップの新業態「タグドレス(TUG DRESS)」を立ち上げる。「スナイデル(SNIDEL)」「フレイ アイディー(FRAY I.D)」「セルフォード(CELFORD)」など自社ブランド商品に加え、ビンテージドレスや雑貨などを仕入れて販売する。9月16日に大丸京都店、10月上旬に阪神梅田本店に出店する。
ショップのネーミングは、大型船を正しい進路に導く小さな船「タグボート」になぞらえた。販売員によるパーソナルな接客に力を入れ、「年齢にあった着こなしをしたい」「体形をカバーして、もっと美しく見せたい」といった、40〜60代女性のさまざまな悩みに寄り添う。同社は「タグドレス」の店舗について、「地域とお客さまに密接した空間で、その方だけの専属スタイリストが特別な買い物体験を提供する」としている。
少子高齢化が進む日本では、すでに女性人口の過半数が50代以上。アパレル業界でもミドルエイジ(40〜60代)市場に注目が集まっており、パルやアダストリアなども近年、この世代向けのブランドを相次いで立ち上げている。