阪急うめだ本店は23日、新型コロナウイルスの集団感染に伴って8月17日から休業していた1階のアクセサリー・シーズン雑貨売り場の営業をあす24日から再開すると発表した。同売り場で働く従業員全員のPCR検査を終え、ほぼ全員の陰性が確認された。一方、同じく17日から休業する地下1階の食品売り場の再開は未定。
同店では7月27日から8月16日までの21日間で計89人の従業員が感染し、大阪市保健所からクラスターと判断された。そのため感染者が多数出た地下1階の食品売り場と、1階の約半分を占めるアクセサリー・シーズン雑貨売り場を休業。この売り場で働く約2500人のPCR検査を実施した。当面は2週間ごとの検査を継続し、陰性判明者だけで運営できる体制を作る。また食品売り場にはCO2センサーを設置し、定期的に二酸化炭素濃度を把握して改善を図るようにした。