ファッション

中国の高級婦人服「アイシクル」日本上陸 ワールドが支援

 ワールドは、中国の高級ファッションブランド「アイシクル(ICICLE)」の日本上陸をサポートする。同社がブランド運営で培ったノウハウを他社に提供するプラットフォーム事業の一環で、日本進出にあたってのコンサルティング、販売業務委託、システム導入、バックオフィス業務支援などの分野を担う。「アイシクル」は1日、阪急うめだ本店に日本1号店を開いた。

 「アイシクル」は中国のICCFグループ(当時アイシクルファッショングループ)が1997年に上海で設立。上海とパリのデザインセンターから生み出される高感度な服や雑貨が人気を集め、中国国内で276店舗を運営するほか、19年にはパリにも旗艦店を出店している。また18年には仏ブランド「カルヴェン」を買収したことでも話題になった。

 「アイシクル」はシンプルなデザインながらもカシミヤやウール、シルクなど上質な天然素材を使ったコレクションで知られ、日本での価格帯はコート16万〜64万円、ジャケット10万〜18万円、スカート6万〜16万円、ニット3万〜14万円。地球環境に配慮したモノ作りを推進している。

 日本進出にあたってICCFジャパンを設立し、オフィスをワールド北青山ビル内に構えた。だが、ワールドは日本法人に出資したり、代理店業務契約を結んだりするわけではなく、あくまで業務サポートの立場をとる。1号店は阪急うめだ本店6階のプレミアム婦人服ゾーンで売り場面積は15坪。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。