ファッション

フォーナインズと金子眼鏡が経営統合 日本の眼鏡作りを支える2社

 フォーナインズ(東京、飯村祐一社長)と金子眼鏡(福井、金子真也社長)は経営統合し、9月1日に持ち株会社ジャパン・アイウェア・ホールディングスを設立した。社長を飯村フォーナインズ社長と金子・金子眼鏡社長が務め、本社もフォーナインズの成城オフィスと金子眼鏡の本社に置く。フォーナインズと金子眼鏡、それぞれの経営体制等に変更はない。

 両社は、眼鏡の産地として世界的にも知られる鯖江(福井県)でのメード・イン・ジャパンを大切にするなど理念を共にしており、広報担当者は「“日本発のラグジュアリー・アイウエアブランド・グループ”として、グローバル市場を視野に戦略的に連携し、相乗効果を生み出したい」と話す。差し当たって、ジャパン・アイウェア・ホールディングスによる新店舗のオープンや商品製作の予定などはないという。

 フォーナインズは1996年に創業。「フォーナインズ(999.9)」や、サングラスを集積する“フォーナインズ・フィールサン(999.9 FEELSUN)”、eスポーツやスマホ、パソコン用の“プレイド(PLAIDE)”などを販売する。公式ホームページによると従業員数は142。

 金子眼鏡は1958年に創業。「金子眼鏡」や「スピビー(SPIVVY)」などのブランドを持ち、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」と協業して「イッセイ ミヤケ アイズ(ISSEY MIYAKE EYES)」も製作する。従業員数は同330。

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