ファッション誌「VERY」(光文社刊)のほか、最近ではTBS系列で放送中のバラエティ番組「プレバト!」で絵画の腕前も披露しているモデルの辻元舞は、5歳と2歳という2人の子育てに励むママでもある。「私の命より大事」と言い切るくらい大切な子どもへの想いと、それほど大切なものを守るための「投資」という未来へのアクションについて話を聞いた。
「自分以外の人のために、
私、こんなに
頑張れるんだ」と体感
辻元は子宝に恵まれて、生活の「全てが変わりました」と話す。当初は自分のための時間が完全になくなり「人のために生きる」くらいの感覚だったと言うが、「自分以外の人のために、私、こんなに頑張れるんだ」と感じた。子育てで大切にしているのは、「本人の自我」。例えば5歳の長男は、「本当に個性的で、今はドレスやネイル、キラキラ、ピンクに興味津々なんです。ハロウインは、毎年女装。でもそれが、彼のやりたいことなので全力で応援しています。今年は、ウサギか女の子の仮装で迷っています。『ブレないなぁ』って感心しているんです(笑)」。意思は臆せず話して欲しいし、今は「やりたい」と思うことを応援したい。「(世間が押しつけがちな当たり前から)はみ出して欲しいくらい」と子どもの自我を尊重したいと話す。
母のように
「選択肢が多い環境を整えたい」
そんな風に子どもを応援できるようになったのは、母親の影響もあるようだ。「私は、兄二人のあとの女の子でした。母親はフリフリでピンク色の洋服を着て欲しかったようですが、私はそれがイヤだったんです。髪の毛もずっとショートだったから、男の子に間違えられることもありました。でも母親は、好きにさせてくれたんです」。だからこそ子どもには、「自分の好きなものを選べる力を身につけて欲しい。いろんな世界を見せてあげたり、過保護にならない程度に『やりたい』ことを叶えてあげられるよう、選択肢が多い環境を整えたいんです」。
自分への投資だった
「セリーヌ」のバッグは、
子どものお嫁さんに
豊富な選択肢を用意するためにも、「子どもが生まれてからは『稼ぐ』ことを意識するようになりました」。芸能界に飛び込んだのは、22歳の時。当初はウェブデザイナーも兼任するなどモデルの仕事が軌道に乗るまでは時間を要したから、「子どもが生まれるまでは、『好きな仕事ができているので、これでいいや』という思いが強かったんです」。
子どもへの想いと「稼がないと」と言う気持ちは、自分の時間の賢い使い方にもつながった。「育児には直接関わりたいから、家事ではうまく“手が抜ける”ようになりました。調理家電や冷凍食品に頼ったり、『今日はUber Eatsでいいや』って思えるようになったり」。最近は何年も離れていた絵画のほか、フィットネスなど自分にも“投資”できるように。
実際の投資はこれまで「不安が大きかったし、もっと稼いでいる人のものというハードルも感じていた」というが、「『大切なものを守るための投資』と考えられたら、踏み出す勇気が持てそうです」と話す。「大切なもの」には、実は既に1つ投資しているという。「4、5年前に買った『セリーヌ(CELINE)』のバッグです。もちろん自分のための“投資”でしたが、大事にしすぎて、なかなか活用できていなくって(笑)。子どものお嫁さんに引き継ぎたいと思います」。そろそろ子どもにも「お金」について勉強させる頃だと言う。
「大切なものに投資をしよう」で
人々の暮らしや
社会への関心を応援
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総合オンライン証券として個人投資家に世界最高水準の金融サービスを提供するマネックス証券は、新たなブランドビジョン「大切なものに投資をしよう」を制定。人びとの暮らしを、社会への関心を、すべてを投資の入り口と捉え応援すべく、10月4日の「投資の日」には辻元の他、様々な分野で活躍する人びとの「大切なもの」を写真やインタビューで紹介するスペシャルサイトをオープンした。
社名のMONEXには、MONEYのYをひとつ前に出して、「一歩先の未来におけるお⾦との付き合い⽅をデザインして、お客様に提供していこう。」という意味が込められている。
トップス:スタイリスト私物
STYLING:YOSHIHIRO MAEDA
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