タカラベルモントは、理美容室専売化粧品ブランド「ルベル(LEBEL)」から新ヘアケア「ルベル ワン」を10月7日に発売する。毎日繰り返すシャンプーだからこそ“28日”といわれる頭皮のターンオーバーに合わせたホームケアと、月に1回のサロンケアを提案する。ホームケアでは4種のシャンプーと2種のトリートメント、2種のアウトバスがそろう。価格は税込3080〜6600円。
「ルベル ワン」は、紫外線やエアコンによる乾燥など現代人は“超乾燥社会”ともいえる環境にさらされていること、昨年から続くコロナ禍によるストレスの増大も加わり乾燥が原因で頭皮のかゆみを感じる人が増えていることに注目。美しい髪は潤いのある頭皮がカギになると考え、毎日頭皮や髪に触れる“シャンプー”にフォーカスして開発した。頭皮の潤いを高める成分を追求し、独自の洗浄組成で洗浄成分の削減を実現したことで十分な泡立ちと洗浄力ながらも、髪の土台となる頭皮の潤いを守る。
同ブランドはSDGs視点のモノづくりにも注力。貴重な水質資源を保護するために優れた易生分解性の洗浄成分を採用した。また洗浄成分の削減によりすすぎ時間が短くなり、約8.8%の節水効果が期待できるという。導入全店での業務使用における試算によると、年間で4726t(500mLペットボトル950万本に相当)の節水を見込む。そのほか、植物由来のバイオ原料やリフィル容器の採用による石油由来プラスチックの使用料や廃棄物の低減や、化粧箱にはFSC認証紙を採用するといった取り組みを行う。
タカラベルモントは10月5日に創業100周年を迎える。次の100年に向けて、パーパス「美しい人生を、かなえよう。」を制定。刻々と変化する世界の中で、いかなる社会寄与ができるかを追求する取り組みをスタートさせている。