世界最大の化粧品会社ロレアル グループ(L'OREAL GROUP)の日本法人である日本ロレアルは、11月1日付でジャン・ピエール・シャリトン(Jean-Pierre Charriton)=ロレアル アジア太平洋地域(APAC) ロレアル リュクス事業本部ジェネラルマネジャーを社長に任命した。2015年から社長を務めるジェローム・ブリュア(Jerome Bruhat)氏の後任だ。
シャリトン新社長は1991年に仏ロレアル本社に入社し、「ビオテルム(BIOTHERM)」でキャリアをスタート。タイや韓国、イギリス・アイルランドにおけるロレアル リュクス事業本部本部長を経て、2008年に「ジョルジオ アルマーニ ビューティ(GIORGIO ARMANI BEAUTY)」のグローバルプレジデントに就任し、13年から現職を務めている。
シャリトン新社長は「ロレアルは110年以上にわたり美の専業プレイヤーとして美の創造に捧げてきた。われわれは『世界をつき動かす美の創造』をパーパスとして掲げており、世界中の消費者にオーダーメイドの美を創造し、提供することを目指す」とコメント。日本事業は戦略地域と続け「日本ロレアルは日本のブランドである『シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)』や『タカミ』のクリエティブ本部や、戦略的なリサーチ&イノベーションセンター、ロレアルリュクス事業本部の東アジア全域における製品を製造する工場、さらには日本でのGTM(Go-to-Market)戦略を推進するチームを擁している。日本には非常に精通した消費者、優れた小売業者、そして絶え間ないイノベーションの流れがある。私たちのイノベーション、テクノロジー、デジタルの卓越性、そしてチームの絶え間ない献身を通じ、日本の消費者に優れた製品とサービスを提供するともに、環境、コミュニティー、社会への全ての取り組みに完全にコミットしていく」と語る。