ファッション

「ヴァンズ」が日本人プロスケーターと史上初コラボ “富士山”刺しゅうの限定デザイン

 「ヴァンズ(VANS)」は、スケートカンパニー「マゼンタ スケートボーズ(MAGENTA SKATEBOARDS)」と、プロライダー座間翔吾とのトリプルコラボレーショによる限定コレクションを発売した。日本人のライダー名を配したモデルは、“ヴァンズ スケート“カテゴリー史上初となる。価格は“スケート エラ”が9900円、“スケート チャッカ”が1万1550円。東京・原宿の旗艦店と一部スケートショップなどで扱う。

 2型のモデルは、日本の四季にインスパイアされたカラーリングや座間の地元・神奈川県から見える富士山をモチーフにしたヒール部分の刺しゅうが特徴だ。スケートボーダーのための機能を追求した“スケート クラシックス”ラインの商品として、アッパーとラスト(靴型)を再設計して快適なフィット感にもこだわった。

 かかとの内部には、ホールド感を高めるヒールカウンターと、足をしっかりと固定するタンストラップを採用することで、より精密なボードコントロールを可能にした。ソールのトウ部分には、耐久性と柔軟性を高める“ドゥラキャップ(DURACAP)”を内蔵し、形状も改良することで、スケート時の足との摩擦を軽減した。

 さらに、トウの上部分に重めのラバーをぐるりと貼り付け、ソール接合部にガムラバー素材を用いることで、耐久性と製品寿命を向上。インソールにはブランド史上最高クラスのクッション性を誇る“ポップクシュ”ソールを取り入れることで、足の疲労を抑え、より長くスケートを楽しめる。

 各販売店では、同モデルの発売を記念し、購入者に先着順で日本限定のステッカーをプレゼントする。

 「マゼンタ スケートボーズ」は、プロスケーターのジーン・フェイル(Jean Feil)とヴィヴィアン・フェイル(Vivien Feil)兄弟、ソイ・パンデイ(Soy Panday)の3人によりパリで設立されたスケートカンパニー。1980年代後半~90年代半ばのスケートカルチャーに影響を受けたデッキやアパレルアイテムは、洗練されたグラフィックで、アート好きのファンからも支持を得ている。

 座間は現在、「マゼンタ スケートボーズ」や「ヴァンズ エイペック (VANS APAC)」のスケートチームに所属するプロライダー。高いスキルとオリジナリティーのある技だけでなく、スタイリッシュなファッションでも注目を集めている。

問い合わせ先
VANS JAPAN
03-3476-5624