ファッション

「洋服の青山」と「ニューズピックス」が作ったリモートワーカー向け“ワガママジャケット”

 「洋服の青山」を運営する青山商事は、ビジネスニュースメディアの「ニューズピックス(NEWSPICKS)」と協業し、リモートワーカー向けのジャケットを製作。10月5日から、クラウドファンディングサービスの「マクアケ(MAKUAKE)」で予約を受け付ける。男女兼用のデザインで、濃紺とライトブルーの2色を展開。価格は税込1万890円だ。

 企業(青山商事)と「ニューズピックス」ユーザーが共同で商品開発・支援を行うサービス「ニューズピックス クリエーションズ」により、「ニューズピックス」内にコミュニティー「シン・シゴト服ラボ」を開設し、職場環境や性別の異なる約140人が“今、求められる仕事服とは?”を議論。「見た目のきちんと感と、快適な着心地による過ごしやすさを両立した」(青山商事広報担当者)ジャケットを完成させた。リモートワーカーのわがままを実現したため、名称は“ワガママジャケット”だ。

 編み目の詰まったサーフニット生地は適度な厚みと張りがあり、型崩れしにくい。また光りづらいため、モニター越しでも「落ち着いた印象を与えられる」という。デザイン面では、腕まわりや身幅にゆとりを持たせ、リラックスして仕事ができることを意識。着席スタイルを想定して着丈を短めにしたり、パソコンを操作する際にカチカチ鳴るなど邪魔になる袖ボタンを無くしたり。コミュニティーメンバーの声を反映しながら、リモートワーカーの要望に沿う形に仕上げた。

 さらに両脇と背中には小さなポケットがあり、冬はカイロ、夏は保冷剤を入れれば自分好みに温度を調整できる。自宅の洗濯機で丸洗いができ、速乾・防シワ性も持つイージーケア仕様だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。