カシオ計算機の「G-SHOCK」は、ブランド初となるカスタマイズサービス“マイG-SHOCK(MY G-SHOCK)”を10月20日に公式ホームページ上でスタートする。6億5800万通り以上の組み合わせが可能で、組み立ては国内工場の山形カシオで行う。納期は3~5週間で、価格は1万5400円(送料込み)~。
ベースとするのはスクエアデザインの“DWE-5600”シリーズで、ユーザーはベゼル、文字盤、バンド、バックル、ループで好きな色を選ぶ。カラーの中には限定色もあり、初回はファーストイエロー、ファーストグリーン、ファーストブルーの3色を用意する。ブランド担当者は、「今後は季節ごとに色や柄を追加していきたい」と話す。また、ユーザーが迷わないよう“デザイナーズレコメンド”と呼ぶ既成4モデルも用意し、そのまま購入することもでき、それをベースに色をアレンジすることもできる。
ブランド担当者は「“マイG-SHOCK”のために、開発から販売までのフローを1年半かけて、いちから作った」と苦労について語り、展望については「一人ひとりに新たな価値を届けたく、お客さまと『G-SHOCK』を共作したい。カスタムが当たり前となり、SNSなどを通じてブランドとファン、またファン同士がコミュニケーションを深めてもらえたらと思う」と続けた。
最後に、“MR-G”など上位ラインへの導入は?と問うと、「まだスタートラインに立ったばかりで、現状は考えていない」と答えた。
「G-SHOCK」は1983年に誕生。耐衝撃性をアイデンティティーとし、世界中にファンを抱える時計ブランドだ。
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