ファッション

ユニクロ、スウェーデンのスキーモーグル選手団に競技ウエアや練習着を提供

 ユニクロはスウェーデンスキー連盟と契約し、モーグル競技のスウェーデン代表選手団や関係者に、オフィシャルサプライヤーとして競技用ウエアや練習着、移動着を提供する。これにより、12月にフィンランドで開催されるフリースタイルスキーワールドカップを皮切りに、2022年2月に開幕する北京冬季五輪でも、スウェーデン選手団は「ユニクロ(UNIQLO)」のウエアを着用する。

 ユニクロは19年にスウェーデンオリンピック委員会とパートナーシップ契約を締結。今年開催された東京五輪では、スウェーデン代表選手団に大会公式ウエアを提供すると共に、スウェーデンのアスリートらの声を反映した商品なども企画・販売していた。当初、同契約は北京冬季五輪までだったが、東京五輪終了後に24年のパリ五輪までの延長が発表された。

 スウェーデンスキー連盟との契約に際し、ユニクロの親会社であるファーストリテイリングの柳井康治グループ上席執行役員は、「ユニクロは引き続き、世界を舞台に挑戦し続けるスウェーデンのアスリートと共に、服を通して、人々の日常をより快適に、ポジティブに変えていく“ LifeWear”を発展させていく」と発表。スウェーデンスキー連盟の担当者は、「ユニクロの“LifeWear”は、選手の最高のパフォーマンスを引き出し、期待以上の成果を上げてくれると信じている」とコメントしている。

 モーグルは、コブ斜面を滑るスピードや技術と、途中のジャンプ台でのエア演技の完成度で競うフリースタイルスキーの競技。モーグルのワールドカップは北京冬季五輪閉幕後の2月26、27日には、秋田の田沢湖スキー場でも開催予定だ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。