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下北沢「リロード」は地域になじむ建築と顔ぶれ 今後のリーシングに期待 連載「ミステリーショッパーが行く!」

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 百貨店からショッピングセンター、個店、ECまで、さまざまなショップを覆面調査員がリポートする連載「ミステリーショッパーが行く!」。今回は、小田急電鉄が6月に開業した商業施設「リロード」を調査。下北沢駅と東北沢駅の中間に位置し、地上1〜2階の2フロア、延べ床面積約1889平方メートル、全24区画で構成する低層分棟形式の施設だ。テーマは“店主の顔が見える個店街”。カレー店やカフェ、古着店など、下北沢の文化に根差した店が入る。(この記事はWWDジャパン2021年8月23日号からの抜粋に加筆しています)

■今回の担当調査員
加賀美勉(55):百貨店やコンサルティング会社を経て、現在は商業関連メーカーで販促プロモーションの開発にいそしむ。自称“プロの消費者”として百貨店をウオッチし続ける。革靴とワインを語り始めると止まらない。調査員歴17年。

高瀬浩子(45)、百貨店でインポートブランドドの販売、広報を経験後、インテリアパーツの輸入・販売代理店に勤務。出産を経験し、今は実務翻訳家として活動。買い物は「マッサージを超えた究極の癒やし!」。調査員歴17年。

ILUUSTRATION:ERI KOJIMA
調査日時:加賀美・2021年5月25日(火)16:00〜、高瀬・2021年5月22日(土)15:00〜

【環境・施設】

加賀美:地下化した小田急線の跡地に誕生した施設。白を基調に窓や扉の枠、手すりなどを濃いグレーで引き締めた2層構造の建築で、中央通路を挟んで左右に店が連なります。

高瀬:開放感のある中庭や、ソルソファームが監修した南国系の植栽も印象的でした。

加賀美:緑のおかげで、モダンな建築なのに安心感がありましたね。階段が意外な箇所にも設けられていて、“隠れ家的な雰囲気”も味わえます。

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