花王とコーセーは10月14日、化粧品事業のサステナビリティ領域において、包括的に協働することに合意したと発表した。今後、両社は人や社会、地球環境のさまざまな分野でそれぞれの強みを持ち寄り化粧品事業における持続可能な社会の実現に寄与するソリューションを見出していく。
近年は気候変動や資源枯渇、海洋プラスチックごみなどの社会的課題が顕在化し、グローバルで持続可能な社会への転換が求められている。しかし個々の企業の取り組みだけでは限界があるテーマも多く、企業同士が協働で取り組み、協力して進めることでより効果的、かつスピー ディに成果につながる可能性が広がるとして、競合の垣根を超えてタッグを組む。
まずは、1.環境保護・循環型社会の実現に貢献する取り組み 2. 社会課題の解決に貢献する取り組みをテーマにスタート。包装容器へのさまざまな環境配慮素材の導入や資源循環/アップサイクル施策の共同推進、スキンケアやUVケアなどの啓発活動の共同展開・連携などを進める。