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パリ発香水ブランドが「攻殻機動隊」とコラボ 

 フランス・パリのフレグランスメゾン「エタ リーブル ド オランジェ(ETAT LIBRE D’ORANGE)」はこのほど、士郎政宗原作のサイバーパンクSFコミック「攻殻機動隊」とコラボレーションした新作オードパルファム “ゴーストインザシェル”を発売した。ノーズショップ(NOSE SHOP)のEC、新宿、銀座、池袋、渋谷、横浜、大阪の各店で取り扱っている。7.5mL(税込4390円)、30mL(同9350円)、50mL(同1万3750円)、100mL(同2万350円)の4サイズを用意し、7.5mLのみ初回入荷分限定で販売する。

 新作は「攻殻機動隊」のテーマを背景として、天然原料とバイオテクノロジーを組み合わせることで、香水の未来を表現。新開発した“アクエル”という香料とユズを組み合わせ、柑橘系のメタリックな爽やかさを実現した。人間の肉体のメタファーとして配合したピーチは、バイオテクノロジーによって生まれた“ヘキシルアセテート”と絡み合うことで、洋ナシの香りへ変化する。天然のジャスミン・アブソリュートの香りは、新開発の芳香分子“ムギャン”に触れることで花の香りのエネルギーを高めるほか、ミルクと人肌の香りを再現したアコードによる人間味のある香りで二面性を強調した。

 創設者で調香師のエチエンヌ・ドゥ・スワール(Etienne de Swardt)が、大ファンである「攻殻機動隊」の世界を香水で表現したいと熱望したことがきっかけで、今回のコラボレーションが実現したという。「私たちの新作香水“ゴースト イン ザ シェル(攻殻機動隊)”を、『攻殻機動隊』という偉大な作品の発祥の国ここ日本で発売できることをとても嬉しく思っています。(中略)この香水は20世紀という過去からやってきた、香水の未来です。この香りとの融合があなたを進化させてくれるでしょう」と語った。

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