2022年春夏ファッション・ウイークを通して感じ取った、3つの象徴的な潮流を紹介する。共通するのは、自由さだ。デザイナーたちは、既成概念にとらわれない提案として女性性の解放を促し、色柄をふんだんに取り入れることでポジティブなマインドを表現。デジタル活用の方法にも広がりが見られる(この記事はWWDジャパン2021年10月18日号からの抜粋です)。
2021年春夏は玉石混交、そこから軌道修正が始まり21-22年秋冬は視聴者フレンドリーかつ工夫を凝らしたデジタル発表が増加したが、リアルショーが復活した22年春夏はニューヨークとミラノを中心に「ランウエイショーのライブ配信」というシンプルフォーマットに戻った印象だ。だがエンドユーザーの興味の範囲と自己表現の場は拡大を続けている。デジタル・コミュニケーションは避けて通れない。異業種とのコラボやNFT、VRなどに挑んだブランドは、結果を残し始めている。
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は
「ザ・シンプソンズ」タッグ でラグジュアリーの民主化
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