ファッション
連載 You’d Better Be Handsome

まだ、あなたが知らないニューヨーク最新トレンド 広がるノンアル・トレンド

STYLISH ALTERNATIVES TO ALCOHOL

 ニューヨークのファッション業界で活躍するクリエイティブ・ディレクター、メイ(May)と、仕事仲間でファッションエディターのスティービー(Stevie)による連載の21回目。“You’d Better Be Handsome”では、セレブ情報に敏感なレイチェル(Rachel)も加わって、ニューヨークのトレンドや新常識について毎回トーク。今回は、秒刻みで種類やカテゴリーが増えていくノンアルコールドリンクについてトーク。「ニューヨーク・タイムズ」紙によると、5年以内にこの市場はなんと1兆6千億ドル(約180兆円)に達すると言われている。ファッション性も高いラベルデザイン、さらにCBDの参入が加わり、ますます目が離せない。

 今回は、メイのオフィスからほど近い、トライベッカに新しくオープンした「ツイッギー・トゥ・ゴー(TWIGGY TO GO)」でランチ。シェフ兼ケータリング業者のミッチェル・ロンドン(Mitchel London)と彼のビジネスパートナーであるトーマス・ミコラスコ(Thomas Mikolasko)によるテイクアウトの店。現在は外にもテーブル席が設けられている。ロンドンは、1980年代にエドワード・アービング・コッチ(Edward Irving Koch)がニューヨーク市長を務めていた間、市長官邸の元シェフを務めた腕を持つ。イベント用のケータリングはもちろん、“ディナー アット ホーム”と称して家庭用のデリバリーも行っている。ショーケースには店内で作られたさまざまなお惣菜に、フレッシュなケーキや焼き菓子、ピザが並ぶ。4つのお惣菜を選べるセットは野菜中心で、なかなかのボリュームでおすすめ。
279 Church St, New York, NY 10013(212)473 2763

ベラ・ハディッドも参入、体と心に効くドリンク

スティービー:そういえば最近モデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)との撮影があったけど、彼女絡みの撮影現場には、ベラが共同経営者を務めるドリンクブランド「キン ユーフォリックス(KIN EUPHORICS)」のカラフルな缶が並んでいたよ。実際においしかったし。

レイチェル:キンって、ベラのブランドなのね。“ライトウェーブ”と“スピリッツ”の2種類しかドリンクがないブランドなのに、ウェブサイトにベラが出ているから友達なのかなーとは思っていたのだけど。この秋に出たばかりの。

スティービー: “ライトウェーブ”に使われているラベンダーは、ハディッド家の農園で採れたものを今後使うらしいよ。

メイ:なるほど。ペンシルバニア州のどこかにあるっていう、よく彼女たちのインスタに登場する農園ね。

レイチェル:元気の出る“スピリッツ”は、ストレスホルモンを和らげてくれる作用もあるらしいよ。ちょっとおしゃれなニューエイジ系と言えるかも?

メイ:これまでのノンアルドリンクっていうと、カロリーだけいっぱいあって栄養にはならないというイメージだから。体にも心にも“効く”ドリンクってことね。最近は甘味料無添加のソーダが人気になったりと、こうなる予兆は振り返ったらたくさんあった。食事に気を使っていても、カロリーの高いお酒やジュースを飲んでいたら意味がないからね。

スティービー:コロナでこもっていた時期に、ズーム(ZOOM)でハッピーアワーだの、家でカクテル作りだの、とりあえず酒でも飲むかっていう機会が実は多かったし、この間に特に女性のアルコール摂取量が増えたというデータもある。一方で、実際の食事会などが減ったことで、お酒の量を自分でコントロールできるようになったのも事実。場に馴染むために飲まないといけないといったプレッシャーがほぼなくなったから。

メイ:ヘルスコンシャスな人たちがよくホリデー明けの1月に小麦粉や赤身の肉を絶つなどのデトックスをしているけど、そういうときってもちろんお酒も断つわけで。

スティービー:最近よく耳にする“ドライ・ジャニュアリー(Dry January)”だね。

レイチェル:この言葉、元々は「シアトルタイムズ(Seattle Times)」紙のジャーナリストが、お酒を絶った友人に動機づけられて始めた禁酒について書いたコラムで使った“Dry January”から広がったらしい。その後、2014年には、慈善団体によって商標として登録もされている。

メイ:アメリカでは、11月末の感謝祭、12月のホリデーパーティーと、お酒を飲む機会が増えるときだから、1月に禁酒したり、デトックスしたりしたくなるのは自然な流れかも?実際に、アルコールじゃなくてもおいしいドリンクが最近はたくさん出ているし。私も家で作るくらいコンブチャ(KOMBUCHA)が好きだけれど、ここ1〜2年でフレーバーの種類も数倍にも膨れ上がったり、コンブチャをベースにした違う種類のドリンクとかも登場している。(注意:コンブチャとは昆布茶ではなく日本では紅茶キノコと言われ、体に良い微生物を摂取できる甘酸っぱい発酵飲料のこと)

スティービー:コンブチャには発酵プロセスで発生するアルコール分が少し含まれているからか、口当たりはかなりお酒っぽい飲み物と言える。プロバイオティックもたっぷり入っているから、体にもいいし。「ウォーカーブラザーズ(WALKER BROTHERS)」の“季節のコンブチャ”は、たとえばストロベリールバーブとか、提携している農園で採れたフルーツで作られていたりして冷やして飲むと満足感が高い。

レイチェル:ちょっと前は体にいいのかどうか微妙な派手な色のビタミンウォーターやカフェインドリンクが主だったけど、今は確実に体に良さそうなドリンクがどこに行っても並んでいる。週末に立ち寄った新しいコーヒー屋でも、カラフルなラベルのノンアルドリンクがたくさんあって悩めた。

メイ:フィオールマーケット(FIOR MARKET)の調べによると、全世界におけるノンアル市場は2028年までに1兆5千億ドル(約170兆円)を超えるらしい。この数字には、コーヒーやお茶も含まれているらしいんだけれど、それにしても2020年には9億2300万ドル(約1兆円)だったらしいから、驚くべき数字!

お酒よりもおいしい?ノンアル

メイ:ベラのキンはお酒を加えてもおいしそうだけど、基本はそのままおいしく飲める缶のドリンク。そのまま飲める缶入りのノンアルドリンクも増えている一方、アルコールが入っていないカクテル、ようするにモクテル (MOCKTAIL)を作るためのリカー風のドリンクもますます充実しているよね?

スティービー:アルコールの代替品と言えるドリンクは、そもそも2015年に立ち上がった世界初ノンアルスピリットの「シードリップ(SEEDLIP)」。このカテゴリーに目をつけたスコッチウィスキーの「ジョニーウォーカー(JOHN WALKER)」で知られるディアジオ(DIAGEO)が、「シードリップ」を2019年に買収。まだ歴史が浅いけど、成長率がすごいから。

メイ:ほかにも2019年にブルックリンで誕生した「リチュアル ゼロ プルーフ(RITUAL ZERO PROOF)」は、ジン、ウォッカ、ウイスキー、テキーラといったリカーのノンアルを提案。酔っ払うことなく、カクテルタイムを楽しむことができるというわけ。もうひと仕事、という時にもいいかも?

レイチェル:酔っ払うことが目的の人たちは興味ないかもしれないけれど、アメリカに限った話だと人口の半分はアルコールの摂取を控えるように努めていて、実は3分の1はアルコールを全く飲まないらしい。「リチュアル ゼロ プルーフ」のオーナーによると、お酒を飲まない人のために作っているプロダクトではなく、お酒も飲むけどバランスと健康を大事にしている人たちがターゲットだとか。納得。

メイ:肉を食べ過ぎたなと思ったら、野菜中心の食事を心掛けたりするみたいな感じね。ビーガンで知られるデザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)が推奨している、月曜日は肉をスキップしようという運動、ミートフリーマンデー(Meat Free Monday)にコンセプトが似ている。

レイチェル:2050年までには普通のアルコールを抜くとも推測されているらしいから凄い勢い。アルコールの味を疑似して作られたドリンクのことを、アルコシンス(Alcosynth)と呼ぶらしい。アルコールとシンセティック(人工的)が合わさって生まれた造語だと思うけど。でも、友人たちとの会話ではまだ聞いたことがないかも?

スティービー:僕の住むブルックリンにも、最近何軒かノンアルトレンドを感じさせる店が出てきるよ。たとえば、ボアソン(BOISSON)。マンハッタンにも2軒あるらしいけど、アルコールが入っていないお酒的なドリンクを売る店。いろいろなブランドや種類が置いてあっておもしろい。ノンアルのジンだけでも何種類もあるし、ノンアルのワインはもちろんノンアルの食前酒まであるのにはびっくり。

レイチェル:今ってそういえば、“ソーバー(シラフな)オクトーバー(Sober October)”だしね。こちらは、“ドライ・ジャニュアリー”ほどではないけど、これから定着していきそうな予感。

メイ:ブルックリンのプロスペクトハイツに出来た「マイナス・ムーンシャイン(MINUS MOONSHINE)」というノンアルドリンク専門店も充実している。アルコールは飲まないけどカクテルタイムを楽しみたい人や、私みたいに2020年に飲み過ぎたので最近は特別なときだけ飲むように努めている人たちも多いのでは?

スティービー:ノンアル市場がこんなに伸びている背景にはシャンパンを始め、ヨーロッパから入ってくるお酒がすごく高くなったことも関係しているかもね。地球温暖化で、ますます今後ワインやシャンパンの値段が上がっていくことは間違いないし。

レイチェル:タバコと似ていて、健康にこだわるZ世代にとってはアルコールを飲むことがかっこいいことでは決してなくなっているし。彼らの親世代の方が、せっせとお酒を飲んでいるイメージ。

今どきのリラックス法、CBDドリンク

レイチェル:ドリンクと言えば、最近はただのデリでさえ、CBDドリンクが置かれているくらい普及しているよね。例えば「リセス(RECESS)」。ヘンプ入りのドリンクで、よく見かける。CBDはハイにも中毒にはならないから安心だしね。

スティービー:すでに80歳を迎えた、ライフスタイルグルーのマーサ・スチュアート(Martha Stewart)でさえ、ペット向けの製品とはいえ、CBD進出を果たしているから、もうCBDだらけ。もちろんクオリティや特徴は異なるけどね。

メイ:始まったばかりなトレンドなのに、種類があり過ぎて、どこから手を出したらいいか分からないくらい。

スティービー:ヘンプと一言で言っても、大麻には100を超える成分があるらしいから。その時々のムードで成分を確認して選ぶのがいいかと。たとえばちょっとリラックスしたい程度だったらCBD、優しく緩やかなハイを求めているならデルタ8、いわゆる大麻的な経験が欲しいならTHCという感じに。

レイチェル:例えば「グリーンモンケ(GREEN MONKE)」は、実際にマリファナを注入したドリンクで、THC3mgとCBD6mgが配合されていてちょうどよいリラックスを体感できる。自家用大麻の栽培や、公共での場の大麻吸引が21年3月からニューヨーク州では可能になった。ただし、年齢制限があって、アルコールと同じ21歳から。本当にマリファナが入っているものは、デリとかには並んでないから、専門店に行く必要があるけど。

スティービー:僕の最近のお気に入りは、ヘンプが配合されたCBD紅茶やコーヒー。コロラド州にある「ウィリーズ・レメディ(WILLIE’S REMEDY)」。ベテラン、カントリーシンガーのウィリー・ネルソン(Willie Nelson)のブランドらしい。

レイチェル:私のお気に入りは、「メリー・ジョー(MARY JOE)」のCBD入りアイスコーヒーかな。これがなかなかの人気で、最近はいつも売り切れで悲しい。

メイ:CBDって加えることで味が変わるわけでもないから、最近何にでも入っていて、ビタミンドリンク的な存在かも?ただCBDが入っているとなんでも3〜4割は高いというイメージ。

スティービー:確かに。CBDドリンクは、劇的でなくてもある程度の効用が求められている。吸収力をアピールしている「マッド テイスティ(MAD TASTY)」の創業者は、CBDを摂取することで自分の気分を明るくし、ストレスレベルを下げられていると言っている。味もかなりおいしいし、それこそ店でカクテルを飲むと、税金とチップを加えると20 ドル(約2300円)になってしまうなら、こういうドリンクを家でネットフリックス(NETFLIX)でも見ながら飲んだ方がいいというZ世代の気持ちもわかる。

レイチェル:CBDの効果は一回飲んだら得られるというわけではないから。2〜3週間続けて摂取していると、その効用を感じられるようになる。それを待てない場合は「ワンダー(WUNDER)」の“ハイヤーバイブ”というカテゴリーがお薦め。実際にマリファナを注入したソフトドリンクには、10mgのデルタ-9THC、10 mgのデルタ-8が含まれている。おいしいし、カロリーも低いのがうれしいけど、かなり強いので初心者にはお薦めできないな。

メイ:この手のドリンクが充実しているのは、やっぱりカリフォルニア州よね。合法になったのも、18年と、ニューヨーク州よりも3年早いし。私が愛する高級オーガニックスーパー、エレウホン(EREWHON)にも、カラフルなCBDドリンクがたくさん並んでいた。あんな店がニューヨークにもあったらいいのに。

ラベルデザイン競争

スティービー:新しいブランドが次々に生まれてくるからだろうけど、ラベル買いしたくなるようなドリンクも実際に多いよね?

メイ:それはノンアルだけじゃなくて、最近のクラフトビールとかも。ビールの好みよりも、ラベルがかわいくて選ぶことが多い。

レイチェル:米国におけるクラフトビールだけど、製造者がこの5年で2倍近くに膨れ上がっている。2020年には、約9000になったらしいから。

スティービー:僕が住むブルックリンにも、いわゆる住宅地にまで醸造所があったり。クイーンズにも多いらしい。もちろんニューヨーク州北部や、その上のメイン州や下のペンシルバニア州にもたくさんあるけど。

メイ:そういう醸造所は缶が多いよね?クラフトビールのラベルもかなり洗練されてきていて、正直CBDドリンクや、ノンアルのおしゃれドリンクと冷蔵庫の中で並ぶと区別がつかないものもたくさん。かわいいものも多いし、中にはかなりパンチが効いたデザインも。 

スティービー:カントリーサイドや街の片隅で作られているクラフトビールだけれど、どんな無名ブランドも、しっかりしたビジュアルアイデンティティがあって、ビールコーナーで思わず見入ってしまうほど。

メイ:実際のところ、ビールに関する情報を提供している「ホップカルチャー(HOPCULTURE)」のウェブ上では、“ベストビールラベルトップ20”をやっていたりする。私のテイストとはちょっと違って、漫画っぽいのが上位を占めているんだけどね。

スティービー:これまでのビールって、「バドワイザー(BUDWEISER)」にしても「ハイネケン(HEINEKEN)」にしても、パッケージをほとんど変えないことがブランドアイデンティティだったけれど、最近のビールはあえてどんどん変化させていくんだけど、基本的なテイストを変えないという手法。「ハイネケンゼロ(HEINEKEN ZERO )」は、アルコールだけではなくカロリーもゼロで欧米では人気。ただコロナでビジネスランチなどがなくなって、ノンアルコールビールの需要が減ったというデータも。

レイチェル:例えば、「ハドソンバレーブルーワリー(HUDSON VALLEY BREWERY)」のドリーミーなラベルは、いろいろあるビールラベルの中でも際立っている。個人的には、ブルックリンとクイーンズで作っているという「イーブルツインブルーワリー(EVIL TWIN BREWERY」のひねりのあるデザインも好き。次はどうくるか?といつも楽しみだし、ネーミングもツイストがあっておもしろい。

メイ:ネーミング!まるでフレグランスやリップスティックかのように、ネーミングされている。ペールエールなのに、“Do You Remember?”や”Broadway Is Back-Real Life Drama Is Over”とか。どちらも「イーブルツインブルーワリー」の商品名だけどね。2つ目は、ようするに新型コロナで、ブロードウェイミュージカルがずっと閉まっていたのが、2021年9月にようやくオープンした、というところからネーミングされていて世の動きが反映されていたり。

スティービー:ときどき行くブルックリンのグワナスにある「スリーズブルーワリー(THREES BREWERY)」のポップなビールラベルもかなり特徴がある。雰囲気のいいレストランも併設されていて、毎晩かなり盛り上がっている。ある意味、ビアガーデンみたいな感じ?最近のブルワーリーで食事を出しているところは、結構こだわっていておいしいところが多い。

メイ:もちろんノンアル系のドリンクのラベルも、レベルが高いよね?

レイチェル:ナチュラルでノンアルのスパークリング「トスト(TOST)」や、本物のワインメーカーによって作られているノンアルワインの「シュアリー(SURELY)」はシンプルなラベルで、ディナーテーブルでも様になるルックスがいい。アルコールなのか、ノンアルなのかもわかりづらい。そういうニュートラルな位置付けとラベルのデザイン。

スティービー:あまりないノンアルビールの中でも、「アスレティックブルーイング(ATHLETIC BREWING)」のラベルは、爽やかだし、統一されていていいと思う。数々の賞も受賞している実力ビールで実際においしいし。

メイ:モクテルを作るのに使うドリンクなんかは、クラシックなラベルのものが多い気がする。ロンドンでハンドメイドしているという「ジュークス(JUKES)」なんて、もはやフレグランスの「バイレード(BYREDO)」レベル。セットになると、厚みのあるボックスが付いて、ミニマルだけど高級感たっぷり。

レイチェル:ラベルがユニークだと、そこから会話も生まれるし。おいしいビールやおしゃれなラベルがいっぱいで、自分のお気に入りを見つけるまでに時間がかかりそうだけどね。とりあえず、来年の1月は、お正月が明けたら、アルコールを抜いてみようかしら?

メイ/クリエイティブディレクター : ファッションやビューティの広告キャンペーンやブランドコンサルティングを手掛ける。トップクリエイティブエージェンシーで経験を積んだ後、独立。自分のエージェンシーを経営する。仕事で海外、特にアジアに頻繁に足を運ぶ。オフィスから徒歩3分、トライベッカのロフトに暮らす

スティービー/ファッションエディター : アメリカを代表する某ファッション誌の有名編集長のもとでキャリアをスタート。ファッションおよびビューティエディトリアルのディレクションを行うほか、広告キャンペーンにも積極的に参加。10年前にチェルシーを引き上げ、現在はブルックリンのフォートグリーン在住

レイチェル/プロデューサー : PR会社およびキャスティングエージェンシーでの経験が買われ、プロデューサーとしてメイの運営するクリエイティブ・エージェンシーで働くようになって早3年。アーティストがこぞってスタジオを構えるヒップなブルックリンのブシュウィックに暮らし、最新のイベントに繰り出し、ファッション、ビューティ、モデル、セレブゴシップなどさまざまなトレンドを収集するのが日課

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