渋谷スクランブルスクエアは開業2周年を記念し、「シブヤ スクランブル スクエア セカンド アニバーサリー」フェアを10月28日〜11月10日に開催する。28日にはメディア向けのオープニングイベントを開催し、二宮道彦総支配人と同フェアのアンバサダーを務める長谷川ミラが登壇した。
フェアのテーマは“ラブ イズ サステナブル”。二宮総支配人は、「『世界最旬宣言』をビジョンに掲げ、最旬のモノ・コト・トキを発信する施設として今回のテーマを選んだ。好きなものを大切に長く使い続けることや環境負荷を考慮してお気に入りの商品を見つけるなど、普段の買い物での少しの意識の変化がサステナブルにつながることを知っていただきたい」と思いを語った。
期間中、環境問題やSDGsのテーマに沿った期間限定店舗の出店やイベント、アート展示などのコンテンツを用意した。二次流通大手のコメ兵も同フェアの主旨に共感し、4階イベントスペースでポップアップストア「エルメス アーカイブ 1997-2003 ツナグ バイ コメヒョウ」を出店。「エルメス(HERMES)」コレクションの中からマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)がデザイナーを務めた1997〜2003年の希少価値が高いアーカイブ約350点を販売する。そのほか、ビーガンカフェや廃棄素材を用いた雑貨ブランドなども数多く出店した。
展望施設でのブランドユニットmaison2,3によるインスタレーションも見所だ。ここでは、アーティストのASAKO IWAMIZUとともに廃棄予定のTシャツ100枚を用いて制作した、直径2.5メートルの地球のオブジェを展示した。
アンバサダーの長谷川は、「多くの人が利用するこのような施設がサステナビリティに取り組む姿勢に感銘を受けた。普段はサステナビリティは難しい話題だと抵抗感がある人にとっても考え方が変わるきっかけになると思う。渋谷スクランブルスクエアから横のつながりを作って、みんなで楽しく取り組むことができるというメッセージを発信していきたい」とコメントした。長谷川はこのほど、自身のブランドをリブランディングし、新たに「ジャム アパレル(JAM APPAREL)」を始動。同フェアでは初のポップアップストアを2階に出店している。